広島の子育て支援企業が描く10年間の成果と未来の提言
広島に拠点を置く株式会社peekabooは、2026年6月30日に、就労課題に関するレポート「10 YEARS OF PRACTICE DESIGN FOR CONTINUITY」を公開しました。このレポートは、同社が10年間で蓄積した知見と子育て支援の重要性を示すものです。
株式会社peekabooの歩み
2016年に広島市初の企業主導型保育園を設立した株式会社peekabooは、10年間で637名のママを支援し、高い復職率95.5%を達成しました。これは、働き続けたいママたちのニーズに応える施策を整えてきた結果です。この取り組みは、個人の意志だけでなく、働く環境の整備が重要であることを示しています。
10年間の実践が明らかにした現実
同社が行ったアンケートによると、出産後に働き方が変わったと感じているママは94%に達し、労働時間が減少したという回答も79%に上ります。さらに、60%の人が家族の協力があればもっと働きやすくなると答え、73%は制約がなければもっと働きたいという意見を持っています。これらのデータは、働きたい気持ちがあっても、環境が整っていないために離職せざるをえない現実を浮き彫りにしています。
離職を生む要因とその解決策
レポートでは、離職の要因を家庭、職場、社会の三層構造で整理し、特に家庭環境やパートナーの協力度が大きな影響を与えることに焦点を当てています。そのため、個別の環境に合った支援の仕組みが必要であり、企業や社会全体での取り組みが求められています。具体的には、家庭環境に応じた「4つの家庭環境タイプ診断」を提案し、利用者が自分の状況に合った支援を見つけられるようにしています。
代表の想いと社会へのメッセージ
代表取締役社長の小村佳子氏は、「この10年間に学んだのは、働く意欲が低いのではなく、環境の未整備が壁となっているということです」と語ります。彼女は、子育てをしながら働く仕組みが特別な配慮ではなく、今の社会に必要な基準であるべきだと主張しています。このレポートを通じて、より良い労働環境の構築に向けた対話が始まることを期待しています。
相談会や取材の機会
小村氏は2026年7月13日に広島で開催される「私らしく働くを見つける特別なお仕事相談会」に登壇予定です。この相談会では、レポートの内容を直接聞くことができる貴重な機会です。また、取材についても受け付けており、特に帰国中の彼女と直接話ができるチャンスとなっています。興味のある方はぜひ早めの問い合わせをおすすめします。
今後の展望
株式会社peekabooが発表したレポートは、これからの働き方を考えるうえで重要な資料となります。特に、子育てと仕事の両立を支援する企業のあり方や、社会全体での意識の変革が求められています。今後も、ママたちが安心して働ける環境を整備するための取り組みが続けられることを期待しています。まずはこのレポートを手に取り、その内容をじっくりと検討してみてはいかがでしょうか。