広島市で進化する子育て支援!『子育てDX』の質問票サービス導入
広島市は、子育て家庭への支援を強化するため、新たに母子モ株式会社が提供する『子育てDX』の「質問票サービス」を導入しました。これにより、妊婦さんは母子手帳アプリ『母子モ』を活用して、妊娠届の事前申請が24時間いつでも可能になります。
デジタル化の時代がもたらす利便性の向上
広島市は子育て支援の一環として、母子手帳アプリを2018年から提供しています。このアプリは妊産婦や子どもの健康データの管理、予防接種のスケジュール登録、地域の情報提供など、多機能を備えており、育児中の親たちの強い味方です。
新たに追加される「質問票サービス」により、妊娠届の申請がオンラインで行えるようになるため、妊婦が体調不良の中で役所に出向く必要が減り、手続きにかかる負担が大幅に軽減されます。また、アプリを使うことで、妊婦さん自身のペースでの手続きが可能となり、より快適な環境での子育て支援が期待されています。
行政の業務効率化と妊婦への配慮
今回のサービスの導入によって、役所の職員も妊婦さんの状況を把握しやすくなります。従来は紙での申請書を手入力していたため、職員にとっても大きな負担でしたが、アプリ経由でのデジタル申請により、事務作業の効率化が図られます。これにより、より迅速で質の高いサービス提供が実現可能になります。
保護者の不安を取り除くビジョン
母子モ株式会社は、2030年までに妊娠から子育てまでの手続きについて必要な情報を届け、保護者の不安や負担を軽減することを目指しています。『子育てDX』は、厚生労働省と連携し、予防接種の予診票のデジタル化を推進するなど、地域社会に寄り添った子育て支援の実装を進めています。
今後も広がる子育て支援のデジタル化
広島市では、子育て関連事業をデジタル化することによって、より多くの家庭が支援を受け、安心して子どもを育てられる環境を構築しています。母子手帳アプリ『母子モ』や『子育てDX』の機能を通じて、子育てをするすべての人々が抱えるストレスを軽減し、充実した子育てライフを送れるようサポートしていく方針です。
これからも、広島市は地域の皆様と連携し、デジタルを駆使した新しい子育て支援策の展開を続けていくでしょう。広島市が手掛けるこれらの取り組みが、他の地域にも広がり、全国的な子育て支援の進化を促進することを期待しています。