セブン‐イレブンの新たな取り組み:北海道での野菜・果物強化
セブン‐イレブン・ジャパンは、北海道の消費者ニーズに応えるべく、地域密着型の『北海道プロジェクト』の一環として、道内の店舗での野菜と果物の品揃えを拡大することを発表しました。この取り組みは、特に高齢者を含む買い物に不便を感じている方々に向けて、便利な“ワンストップショッピング”を実現することを目指しています。さらに、地域の生産者や青果業者と手を組むことで、地域経済の活性化にも寄与していくとしています。
なぜ野菜・果物の取り扱いが必要なのか?
北海道は車社会で、一度にまとめて買い物をする文化が根付いています。そのため、セブン‐イレブンはスーパーマーケットとしての役割も果たし、日常の食材を手軽に入手できる場所として利用されてきました。しかし、近年は専門店の減少と冬季の厳しい気候により、買い物の選択肢が少なくなっています。このような状況下で“セブン‐イレブンに行けば欲しいものが揃う”という品揃えを提供することが求められています。
生鮮食品の鮮度と品揃えへのこだわり
この取り組みの鍵となるポイントは「鮮度」と「品揃え」です。まず、各地区の青果業者と連携を強化し、物流網を最適化することで、鮮度が高い野菜や果物を迅速に各店舗に供給します。これにより、顧客は新鮮な食材を手軽に手に入れることができます。
さらには、果物の品揃えはバナナやりんごといった定番商品に加えて、地域特性や季節に応じた商品を揃えることに注力しています。お買い物が日常的に豊かになるように、季節の変わり目を感じられる売場作りを目指します。
今秋、新たに登場する商品たち
特に注目すべきは、10月13日から順次発売される新しい果物です。まずは、甘みが際立ち、シャリっとした食感が楽しめる『南水梨』、お子様にも安心な『種なし柿』、そして早い時期に収穫される『極早生みかん』などが販売開始されます。これらは全て、北海道内の一部店舗で購入可能です。
加えて、より豊富な野菜ラインアップも用意されています。『ミニトマト』や『じゃがいも』、『たまねぎ』など、毎日の食卓を彩るための選択肢が増えます。
地域密着型の未来を描く
セブン‐イレブンは、2025年を見据えた「北海道プロジェクト」を立ち上げ、地域に根ざした店舗作りを進めています。これにより、地域密着型の商品ラインアップやサービスを提供し、変化する社会環境にも対応することで、お客様の期待に応えるお店を目指します。
北海道の人々に真に必要とされるセブン‐イレブンに生まれ変わるべく、今後も様々な取り組みを続けていく予定です。日常の買い物をもっと便利に、もっと楽しくするための力強い一歩です。さらに、これからも多様なニーズに配慮した商品展開を進め、地域経済の発展に寄与していくことを約束します。