スターバックスが拓く新しいタンブラー利用の世界
スターバックス コーヒー ジャパンが、タンブラーの利用促進を目的とした新プロジェクト「スターバックス タンブラーチャレンジ」を開始しました。この取り組みは、顧客とともにリユース文化を育て、「タンブラーを使いたくなる瞬間」を創出するために設計されています。
タンブラー部とは?
「タンブラー部」とは、2023年にスタートした、仲間と共に楽しくマイタンブラーを利用することを促進する参加型プロジェクトです。部活のような感覚で、タンブラーを利用するお客様は全国各地で「TUMBLers(タンブラーズ)」として歓迎され、プログラムやイベントを通じてリユースへの意識が高まることを目指しています。
「タンブラーチャレンジ」の背景
スターバックスはこれまでも、マグカップやグラスの提供、タンブラー利用の割引を行うなど、リユースを促進してきましたが、日常的にタンブラーを持ち歩いて使うことにはまだハードルがあります。そこで「タンブラーを使いたくなる瞬間」を創出するために、音楽イベントや大学など異なるコミュニティと連携した新たな試みを実施することになりました。
実施された3つのプログラム
1つ目のプログラム: 音楽イベント「HIRAIDAI presents THE BEACH TRIP 2025」
2025年5月10日から6月1日まで開催されたこの音楽フェスでは、平井 大さんが「マイタンブラーを使おう」と呼び掛け、スターバックスのブースが出展されました。来場者がマイタンブラーを持参すると、アイスコーヒーが無料で提供され、特製ステッカーもプレゼント。大盛況のこのイベントでは、5,067杯のコーヒーが提供され、更に多くの人々がタンブラーの利用に興味を持つきっかけとなりました。
2つ目のプログラム: 関西学院大学での「MY TUMBLER WEEKS」
2025年6月16日から27日まで、関西学院大学の西宮キャンパス内店舗で行われたこの取り組みでは、マイタンブラーの利用を促すためにリユース可能なカップの特別割引が実施されました。参加者には特別ステッカーが配布され、初めてマイタンブラーを使った学生たちは「地球のためになることに貢献できた」と嬉しい感想を寄せました。
3つ目のプログラム: 湘南での「マイタンブラー」活動
2025年7月19日から8月17日まで、スターバックス 湘南 蔦屋書店で開催されたこのイベントでは、「湘南の未来のために」というテーマで、マイタンブラー利用の重要性を地域に根付かせる取り組みが行われました。親子で参加したお客様は、環境について話し合う機会が増え、ゲーム形式での活動が子どもたちの興味を引くなど、地域とのつながりを深めることができました。
今後の展望
スターバックスでは、これらの取り組みを通じて得られた学びや実績を今後のリユース促進活動に反映させていく予定です。「タンブラーを持つことが楽しい、当たり前のことになる世界」を目指し、サステナブルな選択肢を提供し続けることで、環境への配慮がより広がります。これからも、私たちの身近な日常にリユースを取り入れ、より持続可能な社会へと進んでいくことが期待されます。
スターバックスが描く未来は、単なるコーヒーの飲み方を越えて、私たちの暮らしや地球への思いやりを育むものです。これからの活動から目が離せません。