広島発の音楽創作番組が贈るアルバム『花紅柳緑』
広島のローカルテレビ局、中国放送が制作する音楽創作バラエティ番組『DTMクラブ』より、待望のオリジナルアルバム『花紅柳緑(かこうりゅうりょく)』が5月3日にリリースされます。このアルバムは、番組の制作者であるスタッフ2名によって生み出されたもので、収録された楽曲は全15曲に加え、特典曲も含まれています。
番組の魅力とアルバムの特徴
『DTMクラブ』は、デスクトップミュージックをテーマにした音楽制作の過程を追った番組です。放送は2022年8月からスタートし、毎週金曜日の深夜に放送されています。制作体制は非常にミニマムで、RCCアナウンサーの唐澤恋花さんを含む2名が企画から撮影、編集までを一手に担当。こうした限られた体制でありながら、様々な音楽制作にチャレンジしてきました。
今回のアルバムでは、スポーツチームとのコラボレーションや日々の音楽制作が反映された楽曲が豊富に収められています。特に、地元のホッケーチーム「コカ・コーラレッドスパークス」との応援ソング制作を皮切りに、広島の文化やイベントに密着した音楽が多数含まれていることが特徴。これまでの楽曲制作の成果を、広くリスナーに届けることを目的としています。
アルバム内容と特典
アルバム『花紅柳緑』には、各曲に特別な魅力があります。紙ジャケットは赤版と緑版の2種類が用意されており、唐澤アナがデザインしたフォトが特長的です。赤版には限定曲「猩々緋」、緑版には「天鵞絨」がそれぞれ収録されています。CDはRCC Webshopや各種イベントで販売しており、さらに配信版もリリースされているため、ストリーミングでも楽しめます。
DTMクラブの未来とは
『DTMクラブ』では、音楽制作に関する新たな可能性を探る中で、番組オリジナルのBGM制作も重要なテーマとなっています。ネット配信市場が拡大する中、著作権やロイヤリティに関する課題を克服し、「番組演出としての音楽」を独自に作ることへの挑戦が続いています。このアルバムのリリースは、その取り組みの一環であり、視聴者に新しい音楽体験を提供する機会ともなっています。
『DTMクラブ』の魅力や音楽制作の楽しさが詰まったアルバム『花紅柳緑』、ぜひ手に取ってその音楽の世界に触れてみてください!
放送情報
「DTMクラブ」は毎週金曜日、深夜25時43分から放送中です。詳しい情報は番組の特設ページや公式サイトをチェックしてください。