建設業と賃金
2026-04-23 13:51:42

日本の建設業、就業者数は多いが賃金はG7最下位

近年、日本の建設業界の人材に関する状況が注目されています。総合人材サービスのヒューマンリソシア株式会社が発表した調査によると、日本は建設業の就業者数では世界第8位に位置しています。しかしながら、賃金に関しては残念ながら先進7カ国(G7)の中で最下位にとどまっています。これは、建設人材の確保における深刻な問題を示しています。

日本の建設業の現状



建設業において、世界149カ国の合計で就業者数は約2億4100万人に達しています。その中で、日本の建設業就業者数は477万人とされ、世界で見ても多くの人々が従事しています。しかし、就業者数が多いからといって満足できる状況ではありません。特に賃金については、日本の平均年収は27,953 USドルであり、これはG7の中では最も低い水準です。実際、前年の調査では25位から29位に順位を下げており、国際的に見ても賃金の低さが際立ってきました。

アジア圏における比較



また、アジア地域の比較においても、日本の賃金水準は韓国やシンガポールを下回る結果となっています。現在、韓国では海外からの建設人材の受け入れが進められ、シンガポールでも外国人労働力の活用が強まっており、それに対抗する必要が高まっています。

建設業の今後と人材確保



日本の建設業では現在、就業者数が減少傾向にあり、特に2020年から2024年までに約17万人の減少が見込まれています。これにより、今後の建設需要に対応できる人材の確保が難しくなってくるでしょう。多くの国が海外からの人材確保を進めている中で、日本もこの流れに乗る必要があると考えられています。

賃金水準と処遇条件の重要性



人材確保のためには、賃金水準だけでなくその労働環境や処遇条件が重要視されるようになっています。例えば、昨今の世界情勢では、各国で建設業を支える海外人材が急増しており、日本でもこの流れが見受けられます。2025年までには、国内建設業での海外人材数が約20万人に達する見込みです。これは、日本の建設業が抱える人材不足の問題を解決する一助となることでしょう。

まとめ



今回の調査結果は、日本の建設業が就業者数で世界的に評価されている一方、賃金水準が低いという矛盾した状況を浮き彫りにしています。国際的な競争力を維持するためには、給与水準や働く環境を改善し、海外人材の受け入れを推進することが不可欠です。これにより、建設業界全体が持続可能な成長へと向かうことを期待しています。


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