カトマンズ大学と連携
2025-01-09 14:32:18

カトマンズ大学とヒューマンリソシアの連携で日本でのエンジニア就業支援が新たに始まる

ネパールのカトマンズ大学とヒューマンリソシアの新たな連携



このたび、総合人材サービスを展開するヒューマンリソシア株式会社が、ネパールの名門公立大学であるカトマンズ大学と覚書を結び、ITおよび建設分野の学生に対する日本での就業支援を行うことが決まりました。

背景


近年、ネパールでは大学の教育水準が著しく向上しており、技術系の人材が多く育成されています。しかし、それに伴って国内の雇用機会が不足しており、特に若者の失業率が高くなっています。こうした背景から、多くの学生が海外での就業機会を求め、日本でのエンジニア職を目指すケースが増加しています。

ヒューマンリソシアは、ネパールで既に3つの大学と提携しており、エンジニアとしての就業をサポートしてきました。新たにカトマンズ大学と提携することにより、さらに多くの優秀な人材を日本へ送り込み、国内のIT・建設エンジニア不足のニーズに応えていく意向です。

支援内容の詳細


この新たな取り組みにおいて、ヒューマンリソシアは次のような支援を行います。
1. 日本語教育の提供
ヒューマンアカデミー日本語学校と連携し、来日前に集中的に日本語を学ぶ機会を提供いたします。これにより、学生は日本での生活や仕事にスムーズに適応できるようになります。

2. 来日支援
在留資格の取得や来日の手配、日本での住居選びなど、学生の生活全般に関するサポートを行います。

3. 就業支援
ヒューマンリソシアのエンジニアとして正社員として雇用し、日本国内の企業での就業を支援します。職場での適応を助けるための研修やサポートも計画されています。

カトマンズ大学からの期待


カトマンズ大学の工学部学部長であるポカレル氏は、今回の提携によって多くの卒業生が日本でエンジニアとして活躍する機会が創出されることを期待しています。また、日本企業にとっても優秀な人材を確保するグッドチャンスとなると述べています。

日本でのネパール人エンジニアの未来


現在、日本で働いているネパール出身の人数は約14.6万人に上り、近年その数は増加し続けていますが、エンジニア職での活躍はまだ少数です。今回の取り組みを通じて、ITおよび建設エンジニアとして活躍するネパール出身者の数が飛躍的に増えることが期待されています。日本における人材マッチングや多様な人材の導入は、イノベーションの推進や国際的なビジネスにも大きなメリットをもたらすでしょう。

結論


ヒューマンリソシアとカトマンズ大学の協力は、ネパールの優れた学生に日本での就業機会を提供するだけでなく、国内産業の発展につながる重要な取り組みです。このように教育と就業の循環を作り出すことが、持続可能な社会の実現にも寄与することが期待されています。今後の展開に目が離せません。


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