広島県尾道市に位置する「Ryokan尾道西山」では、2025年5月10日(土)と11日(日)の2日間にわたり、日本酒飲み比べイベントを開催します。このイベントでは、賀茂鶴酒造、賀茂泉酒造、亀齢酒造、西條鶴酒造の4つの酒蔵から選りすぐりの日本酒が提供され、参加者はその魅力を堪能できます。昨年、「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、酒造りの文化を広めることも目的の一つとしています。
毎年恒例となるこのイベントでは、こだわりの日本酒12種類がテイスティングのために用意されており、さらに、酒蔵の担当者によるおすすめも聞ける絶好の機会です。参加者は、当館自慢の庭園で新緑の中、シェフとパティシエが手掛けた特製のフィンガーフードと共に、心地よいひとときを過ごすことができます。
イベントの開催時間は、11:00から13:00、そして13:00から15:00の2部制となっています。参加料金は、12種類の日本酒を5,000円(税込)で楽しむか、チケット制の2,500円(税込)で日本酒4杯とフィンガーフードを味わうことができます。日本酒は、当日販売も行われるため、お気に入りの銘柄をその場で購入することも可能です。
「Ryokan尾道西山」は、1943年に設立された老舗旅館の「西山別館」をリニューアルした宿で、2023年4月にグランドオープンしました。多くの文豪や著名人に愛されてきた歴史ある宿泊施設は、芝生庭園を中心に、離れ6棟と本館3室の合計11室を有し、オープンキッチンのレストランやラウンジ、宴会場、大浴場を完備しています。
参加者は、ライトアップされた庭園の中で、ドリンクやお酒を無料で楽しめるラウンジでのチェックイン時のお点前サービスも受けることができます。
また、茅葺屋根の趣きある離れ客室「藁の家」に宿泊しながら、地元食材を使ったペアリングサービス付きディナーコースを堪能することもできます。このように「Ryokan尾道西山」は、本物の尾道文化を伝え続ける宿として、新しい出会いや体験を提供しています。
イベントに参加して、日本酒の深い味わいや文化をぜひ感じてみてください。帰りには地元の酒蔵の魅力を再発見し、思い出に残る時間を持つことができることでしょう。