三原市の組織変革
2025-06-12 08:37:46

三原市と共同で目指す組織変革の新たな実践「ODDO」

組織変革プログラム「ODDO」とは



三井物産インシュアランス・ホールディングスが開発した「ODDO」は、組織の自律的な進化を促すプログラムです。このプログラムは、従来の企業向けに提供されていましたが、今回初めて自治体においてその効果を検証するための実証実験が始まります。実験の舞台となるのは、広島県の三原市。2025年6月から12月にかけて、三原市役所の経済部及び総務部を対象に実施されます。

実証実験の目的と意義



この実証実験は、地域社会が抱えるさまざまな課題への取り組みを助けるものです。少子高齢化が進む中で、自治体はますます柔軟で創造的な対応力を求められています。そのためには、職員の主体性を引き出し、部門間の連携を強化することが重要です。ODDOは、組織の現状を可視化し、対話を通じて自己成長を支援する仕組みを提供します。

実施方法



実証実験は、以下のようなプロセスで進められます。
1. オンラインアンケートの実施 - 職員の組織風土や価値観、コミュニケーション傾向をチェック。
2. 診断結果の分析レポート提供 - 集めたデータをもとに、組織の課題を明確化。
3. 対話型ワークショップの実施 - 職員同士の対話を促し、共通認識の形成を目指します。

この一連のプログラムを通じて、職員のエンゲージメントの向上とともに、組織風土の改革を期待されています。

期待される成果



三原市役所は、ODDOの実施によって、エンゲージメントを測るだけでなく、職員同士の対話を通じた組織の変革を望んでいます。これにより、仕事への熱意や帰属意識が高まり、職員が自発的に問題解決に向けて行動することが促進されると考えています。

今後の展望



実証実験を通じて、自治体におけるODDOの有効性が証明されれば、全国の自治体への展開が目指されます。また、地域経済の活性化や持続可能な組織づくりを支援することができる新たなモデルとして、地元企業への導入も進める考えです。これは、地域課題の解決に貢献する重要なステップです。

「ODDO」プログラムの詳細



ODDOは、独自に開発されたプログラムであり、エンゲージメントに関連する課題を可視化し、実態とのギャップを見出します。数値的な「見える化」だけでなく、組織に変化をもたらす仕組みを提供しています。詳細は公式ウェブサイトにてご確認ください。

お問い合わせ先



今後、実証実験に関する質問や興味があれば、三井物産インシュアランス・ホールディングスの事業開発部までお問い合わせください。日本の自治体が抱える課題を解決する新たな風となるか、この実験から目が離せません。


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