江田島の新挑戦
2026-03-06 11:13:26

地域共同の力で空き家を活用!江田島の新たな挑戦「センパイモデル」

地域共同の力で空き家を活用!江田島の新たな挑戦「センパイモデル」



江田島市で、空き家が持つ可能性を引き出す新たな取り組みが始まりました。「センパイモデル」と名付けられたこのプロジェクトは、地域住民が参加し、自らの力で空き家の存在を知らせることを目的としています。

センパイモデルとは?



このプロジェクトは、株式会社milumaが運営する「さとまる不動産」によって2026年から導入されます。地域に根づいた住民や事業者を「センパイ」と呼び、彼らが日常生活の中で気づいた空き家の情報をLINEや電話で共有。センパイは仲介者ではなく、あくまで“情報の発見者”です。その後の仲介や契約は全て「さとまる不動産」が行います。

この仕組みの背景には、代表の守本怜矢氏が自身の事務所探しを通じて得た気づきがあります。彼は地域の人々からの紹介で空き家に出会い、信頼関係によって物件が流通することを実感しました。この体験が、「地域内の情報ネットワークが空き家流通の資産になる」という考え方へとつながり、センパイモデルが生まれました。

地域の力で動くセンパイたち



すでにこのモデルは実行段階に入っており、地域のお寺の住職が数十年間空き家だった檀家の家を手放したいと考え、さとまる不動産を紹介。あるいは果物店の経営者が地域内の空き家事情を耳にして、困っている知人に手を差し伸べた事例もあります。こうした地域住民の協力が、センパイモデルを支えています。

空き家問題の背景



現在、日本全国で空き家は900万戸以上、広島県でも231,400戸に達しています。江田島市の空き家率は31.2%と高く、他の地域に比べても深刻な状況です。しかし、江田島では移住希望者が増加中。この「家はあるが、住みたい人とはつながっていない」というギャップを埋めるためには、地域の目が必要です。

2024年4月からは相続登記が義務化され、2026年には所有不動産記録証明制度も導入されるため、空き家の所在把握は進むでしょう。しかし、実際にどのようにして空き家を市場に出すかの仕組みが不可欠です。

センパイの役割



センパイモデルでは、センパイたちは地域の空き家に気づき、オーナーをさとまる不動産に紹介します。紹介が成約につながればセンパイには特典があり、地域に貢献することで報酬を得られる仕組みです。

また、センパイの紹介による成約時には、通常1万円の特典がキャンペーン期間中は2万円になる「春のセンパイ倍増キャンペーン」を実施します。地域資産を循環させるための第一歩を、地域の力で後押しします。

さとまる不動産の使命



さとまる不動産は広島県を拠点に、田舎特化型の空き家仲介を行っています。代表の守本氏は、地域の資産を生かしつつ、「空き家」という観点から地域の魅力を世界に発信することを目指しています。空き家を「負債」と見るのではなく、「誰かの希望の出発点」として捉えることで、地域の人々と連携しながら流通を作っていくとしています。

まとめ



江田島の「センパイモデル」は、地域の力を生かして空き家問題に立ち向かう新たな挑戦です。地域住民による情報収集と共有が、空き家流通の新しい仕組みを生み出すかもしれません。地域のつながりによって形成されるこのモデルに、ぜひ注目してみてください。


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