平和教育シルバー賞
2026-06-17 10:29:49

地域から世界へ!なかよし学園が平和教育でシルバー賞を受賞

地域から世界へ!なかよし学園が平和教育でシルバー賞を受賞



特定非営利活動法人なかよし学園の「世界とつながる学び」が、第12回JACEイベントアワードにてNPO部門の準グランプリにあたるシルバー賞を受賞しました。この受賞は、全国の学校・自治体・企業と連携し、地域の子どもたちが主役となる平和教育の取り組みが評価された結果です。

「世界とつながる学び」の背景



このプロジェクトは、全国50校以上の学校、地区の関係者、地域の企業が参加し、延べ10,000人以上の児童や生徒、教育者が協力して進められています。プロジェクトは戦争、貧困、難民問題、自然災害、教育格差といったさまざまな課題をテーマとしており、これらを自分たちの地域や学校に関連付け、魅力的な講演会を通じて知識と意識を広めることを目指しています。

「講演会で終わらない」平和教育モデル



「世界とつながる学び」の特徴的な点は、講演会だけで終わらせないという考え方です。参加した子どもたちが「何かできるかもしれない」とモチベーションを持たせ、その熱意を具体的な行動へとつなげることに力を入れています。たとえば、講演後の体験を通じて、教材を制作したり、寄付活動に参加したり、海外の教育プログラムに自ら関わる機会を提供しています。

陸続きで繋がる日本と世界



なかよし学園は、日本で学んだ内容が海外の教室に取り入れられ、その結果を再び日本に持ち帰るという「学びのループ」を形成しています。長崎県の対馬市では、生徒が作成した海洋プラスチック問題に関する絵本教材が、ネパールでの授業に使われ、地域の環境課題に対する意識を高める貢献をしています。

他地域との連携



岐阜県安八町では、学校が制作した防災教材がネパールの教育現場で活用され、防災の意識が子どもたちに浸透しています。また、広島県では石けんを手作りし、その手法がネパールでWASH教育に触れた子どもたちに伝えられるなど、日本と海外が協力して学び合う重要性が実感されています。これらの取り組みが国境を越え、子どもたちの活動が世界に広がりつつあります。

自己効力感を育む取り組み



なかよし学園の活動は、単なる物資の提供にとどまりません。子どもたちが自分たちの地域で学び、制作したものを現地で使用し、その結果がフィードバックされることで、彼らは「自分たちの学びが他の子どもたちの役に立つ」という実感を持つことができます。この循環が、次の行動につながる自己効力感を育てるのです。

ユネスコに認められる取り組み



活動が高く評価され、ユネスコの国際的な教育プラットフォームに取り上げられたため、国内外からも注目されています。今回のJACEイベントアワードの受賞は、なかよし学園が長年にわたり取り組んできた教育活動が、地域社会を動かすひとつの力になっていることを示しています。

未来への展望



今後も「世界とつながる学び」プロジェクトは続いていきます。なかよし学園は、ネパールやシリア、カンボジア、ルワンダなど、さまざまな国と連携し、地域の課題を解決するための探究型平和教育を推進し続けます。2026年度には新たな教材やプログラムを展開し、子どもたちがより多くの経験を積む場を提供していく予定です。

なかよし学園は、今後も講演を通じて平和を創る力を引き出し、地域から世界へと広がる新しい学びの形を発信していきます。


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