柿本幸造生誕110年記念!新装版画集と原画展の魅力を探る
柿本幸造は、1945年以降に人気を博した絵本画家で、今年2025年に生誕110年を迎えることから、彼の代表作を集めた『柿本幸造絵本画集ひだまりをつくるひと新装版』が発売されました。この機会に、柿本の作品の奥深さとその魅力を再発見しましょう。
生誕110年を祝う新装版画集の内容
新しく刊行された画集には、彼の代表作である『どうぞのいす』や教科書に採用された「くじらぐも」の挿絵を含む、数多くの作品が収録されています。これらの絵は誰もが一度は目にしたことがあるものであり、その温かいタッチが心に残ります。
さらに、初期の絵本に登場する動物や子どもたちの共演、レトロな景色やビビッドな色彩が広がり、見ているだけで優しい気持ちになれる作品ばかりです。画集には、読者との信頼関係を重んじた柿本の姿勢を知るためのエッセイやインタビューも収められており、彼の人間性にも触れることができる内容となっています。
ひろしま美術館で原画展も開催
また、生誕110年を祝して、彼の故郷である広島のひろしま美術館では、柿本幸造原画展が行われます。この展覧会では、代表作に加え、普段は目にすることができない貴重な原画が約140点展示され、彼の作品の多様性を見て取ることができます。
展覧会の詳細は以下の通りです。
- - 会期: 2025年11月7日(金)〜12月7日(日)
- - 場所: ひろしま美術館
- - 開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)
このイベントは、柿本の作品を深く感じるだけでなく、子ども向け絵本の魅力を再確認する良い機会です。
画集の魅力をそのままに
『ひだまりをつくるひと新装版』は、既刊の『ひだまりをつくるひと』の新装版として、たくさんの貴重な資料や原画をもとに編纂されました。画集を手に取ることで、かつての記憶が呼び起こされ、まるでひだまりに包まれるような心地よさを感じられます。また、画集には新たに再構築された作品も含まれており、新旧の良さが融合した内容となっています。
まとめ
柿本幸造の絵本や画集は、世代を超えて多くの人々に親しまれています。そして今回の生誕110年を祝う機会を通じて、彼の作品を再度受け入れてみてはいかがでしょうか。心温まる絵を介して、子どもたちの心に光を灯し、大人たちにもほっこりした気持ちを提供してくれることでしょう。ぜひ特別なこの機会をお見逃しなく!
画集情報
- - 商品名: 柿本幸造絵本画集ひだまりをつくるひと新装版
- - 定価: 3,300円(税込)
- - 発売日: 2025年11月6日
- - 出版社: 株式会社 Gakken
心にひだまりを作る柿本幸造の作品を、ぜひご堪能ください。