そごう広島店でサステナブルな地域づくりを考えるイベント開催

自然とのつながりを再発見するイベント

広島のそごう広島店にて、令和7年度「環境の日」ひろしま大会が開催されます。このイベントは、サステナブルなテーマを中心に、広島の海と山の環境問題を考える良い機会です。イベントは6月17日から29日までの間に行われ、さまざまなアクティビティや商品が楽しめます。

ヒロシマルシェエット

イベントの舞台となるのは、5階に位置する「ヒロシマルシェエット」です。ここでは、広島の良いものやことを発信し続ける場となっており、特に県内の食文化や地域の魅力を再発見できる工夫がされています。今イベントでは、海と山の幸をテーマに、江田島市や東広島市の特産品がバラエティ豊かに並びます。

環境対策活動の紹介

まず注目すべきは、広島県が中心となって設立した「GREEN SEA瀬戸内ひろしま・プラットフォーム（GSHIP）」の紹介です。この組織は、海洋プラスチックごみゼロを目指し、官民一体となって取り組みを進めています。イベントでは、これらの活動について詳細なパネル展示が行われます。

また、昨年締結された「東広島市森林づくりパートナー協定」に基づく取り組みも紹介されます。企業と地域が協力して、持続可能な森林づくりを目指している「企業の森」の活動に触れることができるのも、このイベントの魅力です。

海と山の恵みを味わう

会場では、約100種類の海と山の幸が集結。江田島市の「えたじまーれ」からは、新鮮な海産物やオリーブ製品、醤油、味噌、スイーツなどが販売され、地元の特産品を手軽に楽しむことができます。また、東広島市の「道の駅西条のん太」からは、地元の酒蔵の日本酒や加工食品など、ここでしか手に入らない商品が揃います。

環境学習を楽しめるワークショップ

週末には、環境をテーマにしたさまざまなワークショップも開催されます。海をテーマにしたアートワークショップでは、自然の素材を使った絵具や漂流物で、独自のアートを創作できます。参加は500円で、所要時間は約30分と手軽に体験できる内容です。

もう一つ、山をテーマにしたワークショップでは、廃材を使った組木のペンダント作りが行われます。木のぬくもりを感じながら、あなただけのオリジナルのアクセサリーを作成することができます。参加費は1,000円で、こちらは約10分の所要時間です。

地域とのつながりを深める機会

「ヒロシマルシェエット」は、2018年9月にオープン以来、広島の食や暮らしを発見・体験できる新しいタイプの売場として運営されています。地域の企業や人々と連携しながら、広島の文化や魅力を存分に紹介していく場として多くの人に支持されています。

このイベントは、広島の美しい自然と人々のつながりを再認識し、持続可能な地域づくりへと向けた理解を深める良い機会となるでしょう。ぜひ足を運んで、地元の魅力を再発見してみてください。