神石高原XRスクール第4期生募集開始
広島県神石高原町で、地域の生活や経済の向上を目指すデジタル技術に特化した『神石高原XRスクール』が第4期生の募集を開始しました。XR技術、つまり拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、および複合現実(MR)を活用した地域課題解決に取り組む仲間を擁するこのプログラムは、地域密着型の学びの場として注目されています。
XR技術の概要
XR技術は、現実の世界とデジタル世界を融合させる最先端の技術であり、観光や教育、まちづくりなど、さまざまな分野でその活用が進んでいます。神石高原XRスクールでは、受講生がこの技術を地域の魅力向上にどう活かすかを学び、未来のまちづくりを共に考えるカリキュラムが整っています。
スクールの特徴
- - 開催場所: 神石高原町の油木山村開発センター
- - 日時: 毎週土曜日の13時から17時、全15回(休憩あり)
- - 対象: 高校生以上、神石高原町に通える方
- - 受講料: 油木高校生は無料。町内在住は30,000円、町外は100,000円。
- - 定員: 最大10名(選考あり)
このスクールでは、未経験者でも安心して参加できるように充実したカリキュラムが用意されており、地域の魅力をXRで表現するための実践的なスキルを身につけることができます。
受講環境と設備
スクールでは、受講生一人ひとりにノートパソコン、iPad、VRゴーグルのMeta Quest 2、そしてAdobe Creative Cloudアカウントが貸与され、すぐにXRコンテンツ制作に取り組むことができます。特に、360度カメラを用いた撮影およびVR編集の技術は、まちの魅力を最大限に引き立てるための重要なスキルです。
特別ワークショップとフィールドワーク
神石高原XRスクールでは、自然に囲まれた環境での1泊2日の合宿型ワークショップも計画されています。このプログラムでは、まちの持つ独特な魅力を体感し、仲間との絆を深めることが期待できます。豪華な自然の中でのフィールドワークは、実際のプロジェクトにも役立つ貴重な経験となるでしょう。
講師の紹介
このスクールを運営する土井昌徳氏は、映像空間演出家であり、多数のプロジェクトを手掛けてきたクリエイティブディレクターです。彼の巧みなテクニックや経験を通じて受講生は実践的なスキルを学ぶことができます。土井氏の指導のもと、受講生は独自のアイディアをXRで実現するチャンスを得ることができます。
神石高原町を題材にしたメタバースワールド
また、株式会社HERE.が手がけるメタバース『JINSEKI META PARK』も大きな魅力です。このプロジェクトでは、神石高原町をテーマにした幻想的なワールドがVRChat上に公開されており、スクールの受講生が制作したコンテンツも展示されています。訪れる人々がリラックスできる美しい空間を体験できます。
最後に
神石高原XRスクールに参加することで、最新のデジタル技術を身につけ、自分のまちをもっと魅力的にする力を手に入れることができます。興味のある方は、ぜひエントリーフォームからお申し込みください。
詳細は公式サイトでご確認ください:
神石高原XRスクール。