江田島の海の未来
2026-08-18 15:49:17

江田島の海を守る!高校生と地域が協力してアマモ再生

江田島の未来へ繋がる海の大作戦



2026年7月24日、広島県江田島市の水産海洋技術センターで、「海のゆりかご大作戦」が開催されました。これは、江田島を拠点に、持続可能な里海づくりに取り組む一般社団法人フウドが主催し、地域の高校生や協力団体が参加したイベントです。

アマモの重要性とその回収作業



アマモとは、海の中で生育する海草の一種で、魚やエビ、カニなど多くの生物が隠れたり卵を産んだりするための場を提供します。そのためアマモ場は「海のゆりかご」とも呼ばれ、地域の生態系にとって欠かせない存在です。

この日の作業は、5月に特別に採捕した約600本のアマモから、62,780粒の種子を回収することを目的としていました。昨年の成果16,700粒を大きく上回るもので、参加者たちは手分けして選別作業を行いました。

種子回収の過程



回収されたアマモからは、細心の注意を払いながら種子を取り出します。海水を流しながらふるいにかけ、不要な葉や小さな生き物を取り除きます。さらに、比重の異なる飽和食塩水を用いて未熟な種子を取り除き、充実したものだけを選別しました。

この努力の末に、最終的には860ml、推定62,780粒のアマモ種子を集めることができました。この記録的な回収数は、地域の海の未来を支える大きな一歩となります。

地元高校生の参加



今回の活動には、江田島唯一の高校・大柿高校から生徒3名が参加しました。最初は緊張しながらも、作業を通じて地域の海について考える貴重な機会を得ました。選別作業の一環として、実際に種子を数える体験も行い、1ccあたり73粒という結果に。

この経験が彼らにとって、海の未来づくりへの関心を高めるきっかけになればとの思いが込められています。

持続可能な海への取り組み



回収された62,780粒の種子全てがアマモに育つわけではありませんが、一粒一粒が未来の海を豊かにする可能性を秘めています。アマモ場が広がることで、様々な海洋生物が集まり、豊かな生態系が育まれます。

また、フウドの活動はこのアマモの再生だけにとどまらず、地域での清掃活動や学びの場づくりなどを通じて「海を知り、守り、未来につなぐ」人を育てることにも力を入れています。

参加者が増え、地域の自然環境に目を向けることが今後の持続可能な海の形成に貢献するでしょう。

お問い合わせと今後の活動



興味を持った方々は、ぜひフウドの公式HPを訪れて、今後の取り組みやボランティアとしての参加方法を確認してみてください。皆さんの考えや行動が、未来の海を作る力となります。これからも地域と共に、一粒の種から未来の海を育てていきましょう!


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