大創産業と京都芸術大学の新たなコラボレーション
広島県東広島市に本社を構える株式会社大創産業と、京都府京都市にある京都芸術大学が協力して実施した産学連携プロジェクトの4回目が始まりました。今回は、学生たちの斬新なアイデアをもとに、不便を解消する新商品「チェーン付きかっさ」が登場し、全国のDAISO店舗で順次発売されます。普段の生活に役立つだけでなく、学生たちの視点が活かされています。
「チェーン付きかっさ」とは
この商品は、持ち運びやすいサイズに設計されており、手のひらにすっぽり収まる形状が特徴です。中央の穴にチューブを差し込むことで、詰まったハンドクリームなどを最後まで使い切ることができる便利な機能も備えています。これにより、学生や忙しいビジネスパーソンなど、手軽にハンドケアを行いたい人々にとって最適なアイテムとなっています。価格は100円(税込110円)で、4月末からDAISO店舗にて販売が開始されます。
考案したのは、京都芸術大学プロダクトデザインコースの3年生、勝又好叶さん。彼女は、長時間の勉強や絵を描きながら手の疲れを軽減できるよう、このアイデアを思いつきました。「小さくても失くしにくいようチェーンを使い、持ち運びしやすいサイズを考えました。手軽にハンドケアができるのが狙いです」とコメントしています。
プロジェクトの目的
この産学連携プロジェクトは、学生たちに実践的な学びの場を提供し、大創産業の豊富な商品開発の経験と結びつけることを目的としています。商品化までの過程では、学生が市場調査、デザイン、権利関係の確認など、さまざまなステップを自主的に学ぶことが求められます。特に今回は、過去のプロジェクトに参加した卒業生がメンターとして現役学生を指導し、実務と教育が織り交ぜられた新しい形の学びが実現されています。
学生たちの挑戦
今回参加したのは、2・3年生から選ばれた16人の学生たちです。彼らは不便を解消し、日常生活を豊かにする新商品のアイデアを出し合いました。プロジェクトの審査には、大創産業の代表やバイヤーなど17人が関与し、最終的に「チェーン付きかっさ」が商品化されることとなりました。このような学生の企画から商品化に向けた過程は、非常に貴重な経験となるでしょう。
大創産業の概要
大創産業は「DAISO」をはじめとする多様なブランド展開を行っており、約53,000点の商品を取り扱う日本発のグローバル小売業です。生活必需品からトレンド商品まで、幅広いニーズに応えています。現在、世界26カ国に5,670店舗を展開しています。
京都芸術大学のこと
京都芸術大学は、国内最大規模の総合芸術大学として、約23,000名が在籍しています。企業との連携を持ちながら、社会実装プロジェクトを年間100件以上展開し、アート・デザインを駆使して社会の課題解決に挑んでいます。学生たちが実社会とつながりながら学ぶ姿勢は、将来のクリエイティブな人材を育てる力となっています。
学生たちの挑戦の結晶である「チェーン付きかっさ」は、これからも多くの人々の日常生活を支える存在となることでしょう。ぜひ、DAISO店舗で手に取ってみてください。