学生が創るキャリア
2026-04-08 09:35:22

福山の学生がデザインする地域への愛着を育むキャリアイベント

地元に愛着を持つための新しいアプローチ


広島県での若年層の転出超過が続く中、地域に残る理由を探求する試みが始まります。行政や企業が行う"定住促進策"や"採用強化"は、あくまで大人の視点から計画されてきましたが、福山の大学生たちは自らの意見を集約し、新たなコミュニティ「S-colle」を立ち上げました。

このコミュニティは、学生自身が地域とのつながりを深めるための場として機能することを目指し、地元の魅力と学生のキャリアを結びつけることに取り組んでいます。特に、5月に開催される第1回のイベント「福山しごトーク!」は、地元、都会、起業という3つの選択肢を並行して考える価値のある場を提供します。

学生が当事者意識を持って策定したイベント


S-colleの代表である金盛舜也さん(九州大学)は、「学生が設計した」という点でこのイベントがユニークであると強調します。これまでの若者向け施策が若者の視点を欠いていたことに気づいた彼は、学生が自らのキャリアについて話し合い、行動する場を作ることの重要性を訴えました。

特に、参加する学生が得られる内容は次の4つに集中しています。まずは、働き方の選択肢が広がること。異なるキャリアパスを持つ講演者のリアルな体験から、自分の未来の選択肢を広げるヒントが得られます。

また、「自分に合う会社を探す視点」が養われ、給与や知名度だけでなく、自分自身の価値観や理想の生活に合う働き方を考える貴重な機会となります。さらに、本音で将来を話すことができるフランクな場を作り出し、参加者が自らの感情や意見を自由に表現できる環境が整えられています。最後に、気づきを実際の行動に変えるためのフォローアップも用意されています。

イベント内容とその重要性


5月9日(土)に福山市のコワーキングスペースで行われるこのイベントでは、参加者が3名のゲストスピーカーから、実際に選んだキャリアパスの体験談を聞くことができます。福山市立大学を卒業し地元就職を経て独立したシネマトグラファーの田口天さん、地元福山で起業した村上元基さん、都会でのキャリアを築き上げた後にUターンした藤本悠太さんの3名が登壇し、その選択の理由や実際の経験を語ります。

このイベントの意義は、ただ一方的に情報を提供するだけでなく、学生同士や企業との対話を通じて、参加者自身が自分の将来を見つめなおすきっかけを与えることにあります。参加者は、自分の価値観と照らし合わせ、地元での人生や働き方に対して新たな視点を得ることができるのです。

学生の手で作られる未来への一歩


このように、S-colleは学生自身が地域との関わりを深め、キャリアについての真剣な対話を促す重要なプラットフォームとなっています。若者が自ら地域の魅力を見つけ、より良い未来を築くために、今後とも定期的なイベント開催を続けていくとのことです。地域にいる若者たちが自分の意志で未来を切り開く、その第一歩が、この「福山しごトーク!」から始まります。参加することで、地元に対する誇りを再確認し、新たな道を開くきっかけになることでしょう。


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