高齢者を支える、新しい食の形!
キユーピー株式会社が2025年9月4日より新たな「やさしい献立」シリーズの7品を発表しました。これは特に高齢者や介護を受ける方のために設計された介護食シリーズで、その魅力はなんといっても「かまなくてよい」状態で提供されるという点です。
高齢化社会の中でのニーズ
日本では、75歳以上の高齢者が6人に1人という状態にあり、高齢化は着実に進んでいます。この背景には、厚生労働省の調査によれば、60歳を超えると食べにくさを感じる方が増加しているというデータがあります。特に70歳以上になると、食事を楽しむことが難しくなる人が4割を超えています。
これに応える形で、キユーピーの「やさしい献立」シリーズは、高齢者が飲み込みやすいペースト状やゼリー状の商品を提供しています。従来の食事を思い出すような味わいを再現することにより、高齢者の「食べたい」という気持ちを尊重し、食事の楽しみを支えます。
新商品の魅力
新たに追加された7品は、四季折々の味を楽しめる豊富なメニュー展開が特徴です。例えば、「なめらかぶり大根」は、ぶりと大根の旨みを引き出し、なめらかに裏ごしされた一品。また、「やさしい献立 なめらか牛すき焼き」や、「煮込みハンバーグ風」など、懐かしい味わいが盛り込まれています。
以下が新商品のラインアップです:
1.
なめらかぶり大根:ぶりと大根をしょうゆとかつお節で味付けした、なめらかで飲み込みやすい商品。
2.
なめらか牛すき焼き:具材の旨味を活かしつつ、なめらかに仕上げました。
3.
なめらか煮込みハンバーグ風:ドミグラスソースでコク深い味わいを実現。
4.
なめらか海の幸のグラタン:クリーミィで豊かな海の幸の風味。
5.
なめらか揚げだし茄子:揚げなすの風味がたっぷり。
6.
なめらかさつまいもと栗のきんとん:甘さが優しい、冬にぴったりの一品。
7.
なめらかほうれん草のポタージュ:バターの香り漂う食べやすいスープです。
食べる楽しさを再発見
キユーピーは、食事を通じて「食べるよろこび」を感じてもらいたいという思いから、今後もこのような商品開発を進めていくとしています。高齢者や介護者の負担を軽減し、食事がもたらす豊かな時間を提供することが目指されています。
ぜひ、新しい「やさしい献立」シリーズを試して、その美味しさとともに、大切な人と過ごす食事の時間を楽しんでみてください。これからも、食べることがもたらす喜びを大切にしていきたいものです。