健康経営の推進
2025-07-30 10:43:58

ファミリーマートが進める熱中症対策と健康経営の取り組み

ファミリーマートが進める熱中症対策と健康経営の取り組み



株式会社ファミリーマートは、社員と加盟店の安全を守るため、熱中症対策を強化しています。これは、2019年から続けている健康経営の一環として、2023年6月から施行された「職場での熱中症対策義務化」に基づくものです。猛暑による影響を受けやすい職場環境において、健康を守る取り組みはこれまで以上に重要なテーマとなっています。

熱中症対策義務化への対応



ファミリーマートは、熱中症対策義務化に対応するため、全社で力を合わせて取り組んでいます。具体的な対策として、社内イントラネットを活用し、衛生委員会のメンバーによる啓発を行っています。また、加盟店向けにも対策の具体例を紹介し、店舗での実施項目をリスト化して配信しています。これにより、全店舗が一丸となって熱中症の予防に努めることを目指しています。

さらに、毎年期間限定で熱中症への注意喚起動画を店舗のサイネージで放送し、お客様にも意識を高めてもらう取り組みを行っています。また、社内の健康管理室サイトを更新し、産業医による啓発動画を通じて社員の健康管理を支援しています。

水分補給の重要性



健康管理の一環として、社内に設置された給茶機には水分補給を促すPOPが掲示されており、社員が日常的に意識して水分を摂るように努めています。これは熱中症予防に非常に重要な取り組みです。

ファミマサマータイムの実施



さらに、ファミリーマートでは働き方改革と節電を兼ねた「ファミマサマータイム」を実施しています。これは、2023年7月16日から9月15日までの期間中、就業時間を1時間前倒しすることによって、涼しい朝の時間帯に仕事を行うスタイルを推進しています。この取り組みによって、業務効率の向上に寄与しつつ、節電も実現しています。

初となる健康白書の発行



ファミリーマートは、今回の熱中症対策強化を健康経営の活動の一環として位置づけ、初めての「健康白書」を発行しました。この白書には、健康を保持し増進するために必要な健康意識の向上や、健康診断の受診、生活習慣改善セミナーの開催、ウォーキング活動の推進、メンタルヘルス対策など、多岐にわたる取り組みがまとめられています。特に、ストレスチェックシステムを刷新し、社員のメンタルヘルスの不調を早期に発見・予防する取組が強化されています。

また、白書の中では、健康数値が改善した社員もいれば、若年層には特有の健康課題が浮き彫りになったことも記されています。今後はこれらのデータに基づき、さらなる予防と早期対策に力を入れて、健康経営を強化していく方針です。

ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」の理念のもと、地域に根ざしたサービスを提供し、お客様とともに健康で便利な社会を目指しています。今後も引き続き、健康意識の向上に努めていくことで、安心して働ける環境を整え、地域社会に貢献していく計画です。


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