ひろしまみどりとりどり
2025-06-17 10:37:37

YUGEN Galleryにて2025年8月開催の「ひろしまみどりとりどり」で都市と植物の関係を考える

広島と植物の関係を考える新たな展覧会



2025年8月1日から8月17日まで、東京都港区のYUGEN Galleryにて、戦後80年をテーマにした特別展「ひろしまみどりとりどり」が開催されます。この展覧会では、被爆都市・広島に根付く植物を通じ、戦後の復興と都市の持つ意味を再考する試みが行われます。

このプロジェクトは、広島を拠点に活動するアートグループ「タメンタイ」の山本功がキュレーションを手掛け、前回の展覧会「タイムとマシンの平和利用」に続くものです。人間の都合とは異なる生態系を持つ植物たちを通じて、私たちが見落としがちな時間の流れや都市における自然の役割を浮き彫りにします。

歴史と生き残りの物語



広島は、戦後の困難な歴史を背負う都市です。一時期、この地は「草木も生えぬ」と表現されるほどの被害を受け、それでも今、110種以上の木々が並ぶ平和大通りがあります。これらの木々は国内外から贈られたものであり、復興の象徴となっています。しかし、近年では予期せぬ倒木のニュースが頻繁に報じられ、行政も緊急点検を行っていますが、その管理には限界が見えてきています。

本展は、こうした問題に光を当て、広島と植物の新たな関係性を考察します。展覧会には、新作を発表する4名の作家が参加します。徳本萌子、渡辺真悠、高松明日香、有田大貴の各氏は、植物をテーマにした独特な視点から、作品を展開します。

展覧会の詳細



「ひろしまみどりとりどり」は、YUGEN Galleryの東京都港区南青山のギャラリーで行われ、入場は無料です。都市の中心地に位置するこのギャラリーで、植物がどのように表現され、いかに都市の風景を彩るのか、その様子を感じ取っていただきたいと思います。

【開催概要】


  • - タイトル: 戦後80年特別企画「ひろしまみどりとりどり」
  • - 期間: 2025年8月1日(金)〜8月17日(日)
  • - 開館時間: 平日13:00〜19:00、土日祝日13:00〜20:00
  • - 在廊日: 未定。最新の情報はギャラリーのInstagramで確認ください。
  • - 場所: YUGEN Gallery、東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル4F

アートは人々の心をつなぎ、時には忘れられた歴史を呼び戻す力を持っています。本展を通じて、広島という都市の新たな視点を持ち帰ることができるでしょう。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

詳しい情報や最新の展覧会情報は、YUGEN Galleryの公式サイトやSNSにて確認できます。




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