宮島と大学生の共創
2025-02-21 15:39:21

大学生と地域住民が共創する宮島の持続可能な未来とは?

大学生と地域住民が共創する宮島の持続可能な未来とは?



宮島は、美しい自然と歴史的な文化が息づく特別な場所です。この度、大学生と地域住民が協力し、持続可能な宮島の未来を考える「宮島学生フォーラム」が開催されました。本イベントでは、学生たちの地域活性化プロジェクトの成果発表や意見交換が行われ、地域と学生が共に考える貴重な機会となりました。

宮島エクスカーションの実施



イベントの第一弾として実施された「宮島エクスカーション」では、大学生たちが島内の多様な事業者を訪問しました。築200年以上の商家を改装し、カフェやギャラリーとして利用されている「ぎゃらりぃ宮郷」や、明治時代の町家を再利用した古民家宿「厳妹屋(いつもや)」を見学しました。

訪問を通じて、学生たちは宮島の魅力や地域の歴史を身近に感じることができ、普段では知り得ないリアルな経験を得ました。訪問後の学生たちの感想からは、「町家通りの建物や、そこに暮らす人々の思いを知ることができ、貴重な体験になった」という声も寄せられ、地域への理解が深まったことが伺えます。

宮島学生フォーラムの発表



第二弾として「宮島学生フォーラム」が行われ、ここでは学生たちが各自の研究やプロジェクトについて発表しました。後半には地域住民とともにワークショップが行われ、宮島の現在と未来について意見を交わし、有意義な時間を過ごしました。発表を終えた学生たちは、他の大学の発表との共通点を感じたり、地域の視点からのフィードバックに感謝の意を示したりしていました。

広島大学の学生は、「自分の研究に対する地域の方からの意見が得られ、とても貴重であった」と述べており、地域とのつながりの重要さを再認識した様子でした。また、他の学生も地域の課題に向き合う意欲を見せており、今後の活動に期待が高まります。

地域住民との交流会



フォーラムの後半では、交流会が設けられ、学生と地域住民が自由に意見を交流し合いました。地元の方々からは、普段は聞けない貴重な話が飛び出し、発表内容に基づいた意見の交換が行われました。この双方向のコミュニケーションは、お互いの理解を深め、地域に対する愛着を育む素晴らしい機会となりました。

さらに、地域活性化に取り組む「宮島ゲストハウス三國屋」のマネージャーや、伝統工芸継承に関わる木工作家からの講話もあり、地域の魅力を再確認する時間となりました。

未来に向けた持続可能な取り組み



フォーラムでの議論を通じて、参加者は「持続可能な宮島の未来」のために何ができるかを真剣に考え、アイデアがどんどん出されました。夢のような発想から、実践的な提案まで、さまざまな意見が交わされ、想像力が広がります。

これらの活動を通じて、学生たちと地域住民が手を取り合い、持続可能な観光地域づくりを進める道筋が見えてきました。今後の宮島に向けた連携に期待が寄せられる一日となったことでしょう。地域と学生の力を結集し、宮島の未来を共に創造していけることを願っています。


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