持続可能な外食産業の製品向上を目指して
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市)は、農林水産省が主催する「第30回優良外食産業表彰」において「農林水産大臣賞」を受賞しました。この受賞は、持続可能な事業活動を推進する同社の努力が認められたものです。今回は、ダスキンの環境への配慮に基づく取り組みを詳しく紹介します。
農林水産大臣賞の受賞理由
「優良外食産業表彰」は、農林水産業との連携や消費者ニーズに合わせたサービス提供を行い、環境意識を持った外食事業者を表彰対象としています。ダスキンが受賞した持続可能な事業活動推進部門では、環境に配慮したフードサービスの提供やエシカルメニューの促進、食品廃棄物の抑制・循環利用に関する取り組みが評価されました。
ダスキンが特に注力しているのは、ミスタードーナツ事業におけるリサイクルの取り組みです。1997年から始めたフライオイルの100%リサイクルは、その一環として実施されています。この取り組みは、使用済みフライオイルを工業用原料やバイオ燃料、飼料に再資源化するものです。このように、循環型社会の実現に向けた実効性の強い施策が評価され、賞をもたらしたと言えるでしょう。
ミスタードーナツの持続可能な取り組み
ダスキンは、ミスタードーナツを中心にした外食事業領域で数多くの環境配慮型の施策を進めています。主な取り組みは以下の通りです:
1.
フライオイルの100%リサイクル(1997年開始)
ミスタードーナツでは、使用済みフライオイルをリサイクルし、工業用原料やボイラー燃料として再利用しています。これにより、店舗から生じる廃棄物を削減し、環境への負荷を軽減しています。
2.
ドーナツの飼料化(2000年開始)
閉店時に残ったドーナツを飼料化する制度を導入し、家畜の飼料として再利用しています。この仕組みは、2025年までに全ミスタードーナツ店舗に拡大される予定です。
3.
廃棄原材料のバイオマス発電利用
物流センターで発生する廃棄原材料をバイオマス発電に活用し、再生可能エネルギーとして利用しています。
4.
食品ロス削減への取り組み
2030年度までに食品ロス量を2000年度の半分に減少させることを目指し、継続的に施策を進めています。
ダスキンの多様な取り組み
ダスキンは持続可能な事業活動にとどまらず、ダイバーシティにも取り組んでいます。多様なキャリアや背景を持つ社員が互いに尊重し合い、最大限の能力を発揮することで、変化する顧客ニーズに応え、新たな価値を創出しています。
さらに、1981年に設立された公益財団法人ダスキン愛の輪基金は、障がい者の自立をサポートする活動を展開しています。特に、創業日である1月27日には、売上の一部を寄付することで、障がい者への支援を行っています。
結論
株式会社ダスキンの持続可能な事業活動の取り組みと「農林水産大臣賞」の受賞は、外食産業における模範的な事例と言えます。これからも、環境に優しい事業モデルを持続可能な形で推進し、美味しい食を通じた新たな価値を提供し続けてほしいと願っています。