2025年大阪・関西万博で体験するサーキュラーエコノミーの世界
2025年9月24日(水)、大阪・関西万博会場内で「じつは、こんなものからできてんねんフェス~Rethink Design Expo~」が開催されます。このイベントでは、PHI株式会社が運営する体験型ワークショップが行われ、参加者はものづくりを通じてサステイナブルな社会を体感することができます。
ワークショップの魅力
ワークショップのテーマは「サーキュラーエコノミー」。近年注目を集めているこの概念は、廃棄物を最小限に抑え、再利用やリサイクルを促進することで、持続可能な社会を実現するものです。今回のワークショップでは、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめる内容が用意されています。
特に、参加者はオリジナルのしおりを制作する体験ができます。このしおり制作では、日本の伝統工芸を生かした金銀箔紙を使い、好きな色の水引と組み合わせ、自分だけの作品を作ります。これにより、伝統文化の継承と環境保護を両立させる貴重な体験が可能です。
さらに、廃棄予定の朝顔プラスチック鉢をリサイクルして作られた「JAPAN BLUE 熊野筆」を使い、名入れをしながらしおりの裏面に思い出を書いたり楽しい絵を描いたりすることができます。ここで使用する墨汁の代わりに「藍染液」を用いることで、より深いエコ体験を提供します。
名入れのサービスは、書家の美苑が手がけており、希望者には漢字の当て字による名入れも可能です。自分の名前が入ったオリジナルのしおりは、特別な記念品となることでしょう。
開催概要
このワークショップは、2025年9月24日(水)14:00から18:00まで、大阪・関西万博の「WASSE」南ホールにて行われます。参加には大阪・関西万博の入場チケットが必要で、整理券の配布も行いますが、入場は予約不要です。体験は無料で楽しむことができますので、ぜひ気軽に足を運んでみてください。
事前準備と注意点
当日、サーキュラーエコノミー研究所内にて整理券を配布します。整理券が必要な体験は、1回目13時30分から、2回目15時30分から配布されます。参加希望者は早めに訪れることをおすすめします。
その他の見どころ
ワークショップ以外にも、万博内では「えっ、これがゴミだったの!?」といった驚きの発見を提供する様々な催しが用意されています。廃材を利用した作品づくりや、サーキュラーエコノミーの取り組みに参加しているさまざまな企業と触れ合うチャンスです。
まとめ
このワークショップは、サステイナブルな未来を考え、地域資源の循環や環境教育の重要性を楽しく学べる貴重な機会です。ご家族や友人と一緒に参加し、楽しくしながら学びを深めましょう。ぜひ、万博での特別な体験をお楽しみください。