尾道で開催の「長江CUBEシネピープルトーク」
今年の11月23日と24日、広島県尾道市の「長江CUBE」にて、アニメ映画クリエイターによるトークセッション「長江CUBEシネピープルトーク」vol.002が開催されます。本イベントは、戦争と平和を考える特別企画として、戦後80年にあたるこの年に実施されます。
イベント概要
このトークセッションは、第一部が11月23日(日)に「戦争とアニメ」、第二部が11月24日(月祝)に「アニメのミライ」をテーマに、人気の映画人2名が登壇します。登壇者は、スタジオジブリのポストプロダクション部部長である古城環氏と、脚本家・プロデューサーの櫻井大樹氏です。
古城氏は、アニメーション制作における有名作品の数々に関わってきた経歴を持ち、『火垂るの墓』や『ジョバンニの島』といった知られざる作品の裏話を通じて、アニメにおける戦争の表現を解説します。また、櫻井氏はアニメ業界の最前線で活躍しており、自身の経験をもとにアニメの未来について語ります。
トークの内容
第一部「戦争とアニメ」
第一部では、戦後80年を迎えたこの重要な年に、「戦争とアニメ」をテーマにしたトークが行われます。アニメの中で描かれる戦争の表現について、どのように歴史が反映され、どんな想いが込められているのか、古城氏が持つ豊富な経験からひも解いていきます。戦争の悲劇と戦争から学ぶべき教訓、そしてアニメ制作における葛藤と取り組みが語られるでしょう。
第二部「アニメのミライ」
第二部では、アニメの過去、現在、未来をテーマに議論が展開されます。櫻井氏からは、近年のアニメの進展や今後の可能性についての展望が紹介され、アニメ業界の発展とクリエイターたちの挑戦が深堀りされる予定です。業界の第一線で活躍するお二人からの話は、今後のアニメに関心のある方々にとって、貴重な情報源となるでしょう。
ライブ配信
また、現地に参加できない方のために、両日とも有料のライブ配信も実施されます。チケット代は各回1,500円で、見逃し配信が11月27日まで利用可能です。詳細については、長江CUBEのInstagram公式アカウントにて随時案内されます。
参加方法
イベントの参加費は、一般1,500円、学生1,000円、中学生以上は700円、小学生以下は無料です。入場時には、ドリンク代として700円が別途必要となります。事前予約は電話または来館で受付中です。
このイベントを企画した長江CUBEの館長、藤咲茂氏は、「映画には時間を超えて記憶や想いを伝える力がある」と述べています。今回のトークセッションが、参加者の皆さんに戦争やアニメ、映画について新たな視点を提供できることを期待しています。ぜひ、この貴重な機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。皆さまのご参加をお待ちしております。