ベネッセパレット、新ブランド「食べるは、ちから。」を発表
株式会社ベネッセパレットが、新たなブランドメッセージ「食べるは、ちから。」を制定し、介護食ブランド『パレットデリ』のウェブサイトを開設しました。この新しい取り組みは、年齢を重ねた方々や食事に不安を持つ人々に向けて、より良い食体験を提供することを目的としています。
「パレットデリ」の特長
『パレットデリ』は、素材本来の味や彩り、香りを大切にした「こだわりの五ツ星製法」で展開されています。この製法は、食材の栄養価を生かしながら、出来立ての美味しさを追求したものです。具体的には、手間と時間をかけた手作り感、食材の栄養を保持する工夫、衛生面に配慮した包装、自然な彩りと香りの再現、多様な食材を活かしたメニュー作りが特徴です。
介護食市場の背景
日本では、介護業界において人手不足が大きな課題となっています。予測によると、2026年には約25万人、2040年には驚異の57万人が不足するとされ、これに対してベネッセパレットは10年以上の経験を活かし、390万食を超える介護食を提供してきました。その成果を通じて、福祉・医療事業者へ向けた完全調理済みの介護食を提供し、社会的な課題解決へと努めています。
新ブランド発表の背景
この度の「食べるは、ちから。」というブランドメッセージは、現場から寄せられる「ご利用者の食事満足度を上げたい」との声に応え、介護食の栄養価を底上げすることを目指しています。食事を楽しむご高齢者、調理を行う職員、介助をする職員のすべてが“ちから”を感じられるような社会の実現に向けて、ベネッセパレットはこれからも努力を続けます。
ウェブサイトについて
新たに立ち上げた『パレットデリ』のウェブサイトでは、食事のスタイルや栄養価の高いメニューの紹介、そして導入による現場の負担軽減や体重維持への影響といった事例が掲載されています。オンラインや現地でのセミナーも予定しており、実績やノウハウを広め、介護現場のサポートを強化していく意向です。
セミナー情報
また、介護食導入のためのセミナーも開催されます。具体的には、オンラインでの情報提供だけでなく、現地での調理体験や試食会も予定されています。広島での講座は2026年1月28日に開催されます。このセミナーでは、介護食の活用による厨房業務の改善事例が紹介される予定です。
まとめ
ベネッセパレットは、徳に高齢者のための食事作りに対する情熱を持ち続けており、「パレットデリ」を通じて「食べる」ことが持つ力を感じていただけるよう努めています。今後もすべての人が元気になれる社会の実現に向け、さらなる努力を重ねてまいります。ぜひ、ウェブサイトを訪れて、詳しい情報をチェックしてください。これからの介護食の進化に注目です!