森を育てる活動
2025-11-20 08:41:27

日常の買い物で森が育つ!「広島Nudgeの森」第4回植樹活動の実施

日常の買い物で森が育つ!「広島Nudgeの森」第4回植樹活動の実施



2025年11月16日(日)、広島県東広島市に位置する「広島Nudgeの森」で、第4回の植樹活動が盛況のうちに行われました。この活動は、ナッジ株式会社が手がける「広島Nudgeの森」クラブに基づいたもので、地域住民と企業、大学が協力して行う産官学連携プロジェクトです。

「広島Nudgeの森」とは



「広島Nudgeの森」は、ナッジカードの利用によって森林再生を促進する仕組みを持っています。会員が日常の買い物でカードを利用することで、決済額の一部が植樹に使われるのです。具体的には、総決済額が10万円ごとに1本の苗木が「広島Nudgeの森」に植えられるという仕組みです。また、会員には地域企業が提供する特典も用意されています。

2022年からスタートしたこの取り組みは、東広島市と賀茂地方森林組合との協定を受けて始まったもので、自らの消費行動が地域の環境保護に寄与する新しいスタイルの活動を目指しています。

第4回植樹活動のレポート



今回の植樹活動にも、多くの団体が参加しました。地元の青年会議所やみどりの少年団、協賛企業、さらには広島大学の研究チームも加わり、産官学が一体となった取り組みが実現しました。このような広がりを持った活動が、地域全体の環境意識を高める良い機会となっています。

特別講演「SDGsと生態系」



活動中には、広島大学の西堀教授が特別講演を行いました。そのテーマは「SDGsの目標15、陸の豊かさも守ろう」で、木を植えることがどのように生態系全体に影響を与えるのかを説明しました。教授は、森の豊かさを支えるためには土や水、さらにはさまざまな生き物との相互関係が大切であると訴えました。また、ツキノワグマが森の形成にどのように寄与しているかを具体的な事例を交えて詳しく説明し、参加者に共生の重要性を強調しました。

さらに、昨年から設置された定点カメラの映像も公開され、草刈りや保全作業を行う様子や、シカやイノシシの姿など、普段見ることのできない貴重な瞬間が共有されました。これに参加者は驚きや感嘆の声を上げ、森への関心が一層深まったようです。

広がる「広島Nudgeの森」プロジェクト



このプロジェクトは単なる植樹イベントにとどまらず、地域の方々と共に森の成長を見守る活動へと進化しています。子どもたちは自然に対する理解を深め、大人は地域とのつながりを再認識し、心身ともにリフレッシュできる場として毎年好評を得ています。

今後も広島大学による継続的な研究が行われ、「広島Nudgeの森」を訪れる動物たちや、植樹後の森の成長を見守ることが期待されています。こうした取り組みを通じて、より良い環境づくりを目指していく意義は、参加者すべてにとって意味深いものであると感じました。

お問い合わせについて



この活動について取材や掲載を希望されるメディアの方は、ナッジ社の公式サイトからのお問い合わせをお勧めします。また、地域連携や森林再生活動に関心のある企業や自治体の皆さまも、この取り組みについて検討する良い機会になるでしょう。

私たちの生活が日々のアクションによって、少しずつでも持続可能な未来に向かうことを願っています。これからも「広島Nudgeの森」の活動に注目していきましょう。


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