医療機関の売店を無人化！新しい購買スタイルが誕生

医療機関の売店が無人化へ！デジテールストア導入の意義

医療機関内における売店運営の新たな一歩として、株式会社Nebraskaが提供する無人営業化ソリューション「デジテールストア」が、東京都と群馬県の2つの病院に導入されました。この取り組みは、少ない人員で効率的に運営が可能な店舗スタイルを実現し、患者や来院者、医療従事者の利便性を大きく向上させることを目指しています。

導入店舗について

まず、今回無人化が行われたのは、「東京医療センター内書店」と「真木病院内コンビニ」の2店舗です。これまでの医療機関での導入実績はありましたが、異なる業態の店舗が同時に導入されるのは今回が初めて。これにより、より多様な利用者のニーズに対応する新たなモデルが誕生しました。

営業スタイルの変化

このような無人営業体制では、営業時間が拡大します。例えば、東京医療センター内書店は、営業時間が有人の場合は9:30から17:00までですが、無人営業時には17:00から翌9:30まで通しで営業します。一方、真木病院内コンビニは、平日には15:30以降から無人営業が行われ、利用者は深夜や早朝に訪れても商品を購入できる環境が整備されました。このように、従来の人手に依存しない店舗運営によって、夜間や早朝のニーズにも応えることができます。

導入の背景と期待される効果

医療機関の売店は、さまざまなシチュエーションの利用者が訪れる場所です。しかし、従来の有人営業では、特に夜間や早朝に十分なサービスを提供することが難しく、医療従事者にとっても利便性が低いのが現実。今般の「デジテールストア」導入により、LINE連携による入店認証やセルフ決済機能が搭載され、非接触かつキャッシュレスでの買い物が可能となります。このシステム導入により、店舗運営が省力化され、その結果として経営効率が向上することが期待されています。

セキュリティと利便性の両立

「デジテールストア」は、入店時にLINEを利用した認証を行い、購入時にはQRコードを使ったセルフレジでの決済が可能です。これにより、顧客は対面によるやり取りを最小限に抑えることができ、安全で安心な買い物体験を提供します。

今後の展望

Nebraskaは、今回の医療機関内での導入を契機に、無人化の取り組みをさらに進めていく方針です。今後は、学校施設や駅ナカ、さらには官公庁の売店などへの展開も視野に入れつつ、多様な業態への導入を進め、誰もが使いやすい購買インフラの整備を支援していく考えです。こうした新しい購買体験が広がることで、利用者の生活をより豊かにすることが期待されます。