広島・長崎から伝わる「平和の力」
この度、広島と長崎の平和教育が、戦後の厳しい現実を抱えるシリアに新たな希望を届ける緊急オンラインイベントを開催します。開催日時は10月17日(金)の20:00から、参加は[こちら]()から可能です。シリアは、2011年から続く戦乱により教育や社会基盤が深刻に損なわれました。しかし、ついにアサド政権が崩壊し、2024年には暫定政権が発足、復興に向けた歩みが始まります。このイベントでは、その復興の可能性と期待について、熱い議論が繰り広げられます。
ゲスト講師の紹介
このイベントでは、特別ゲストとして、中村雄一氏(NPO法人なかよし学園代表)と中野貴行氏(NPO法人Piece of Syria代表)が登壇します。
中村氏は、広島・長崎の平和教材を使用してシリアの学生に授業を行い、教育がもたらす「平和の力」を伝え続けてきました。彼は国際的な教育問題の解決に取り組み、特にシリアにおける教育支援に情熱を注いでいます。
一方、中野氏は、シリアでの青年海外協力隊の経験を持ち、シリアの子どもたちへの教育支援を行っています。彼は久しぶりのシリア訪問を果たし、戦前と現在のシリアの違いを体感してきました。彼の体験を通して、シリアの現状とそこから見える希望について語ります。
シリアの今と未来を探る
イベントの主題「戦後80年の日本から戦後0年のシリアへ」というテーマには深い意味があります。広島と長崎では80年以上の平和歩みが続いていますが、シリアは未だに戦後の真っ只中です。このギャップを埋めるために行われるシリアの現状や希望についての対話は、非常に意義深いものとなるでしょう。
参加の呼びかけ
このイベントは、平和を考え、世界の誰かの力になりたいと願う全ての人に開かれています。シリアの復興に向けた具体的なアクションとして、参加者はここから何かを学び取ることができると期待されています。シリアの子どもたちの未来のために、私たちの経験をどう活かすことができるのか、一緒に考えませんか?
クラウドファンディングの紹介
また、シリアの再出発に向けた支援を求めるクラウドファンディングを開始しています。目標金額は750万円で、シリア・アレッポ市での幼稚園運営に役立てる予定です。このプロジェクトは、未来を担う子どもたちに喜びと学びを提供するためのものです。
まとめ
広島・長崎の平和教育がシリアにかける希望の架け橋。この歴史的な瞬間を共に目撃し、未来を切り開く一歩を踏み出すために、是非ご参加ください。皆様のご支援とご参加をお待ちしております。