江田島荘、広島県初の「日本秘湯を守る会」正式加盟を祝う
広島県江田島市に位置する江田島荘が、このたび国内の厳選された温泉宿のみが加入できる「日本秘湯を守る会」に正式に加盟しました。この快挙は、地域に根ざしたおもてなしの精神や、その温泉の実力を高く評価された結果です。
日本秘湯を守る会とは
「日本秘湯を守る会」は1975年に設立され、自家源泉を持ち、地域文化を大切にしながら運営される温泉宿のみが選ばれています。全国には1万を超える温泉宿がありますが、入会が許可されるのはわずか133軒に過ぎません。厳格な審査基準をクリアした宿が“本物の湯宿”として認定され、国内外からの訪問者に評価されています。
江田島荘がこの歴史あるグループに加わった意義は大きく、その秘湯の素晴らしさをより多くの方に体験していただけるチャンスとなります。特に、江田島荘が備えるえたじま温泉は、非常に稀少なラドン泉で、心と身体の癒しを提供します。
えたじま温泉の特長
江田島荘では「こころと身体が元気になる温泉宿」というコンセプトのもと、源泉かけ流しの温泉を提供しています。えたじま温泉の主な特長には以下のような点があります。
1.
希少なラドン泉
日本全国でも数少ないラドンを含む温泉で、11.8マッヘという高濃度を誇ります。ラドンには血行や免疫力を高める効果があるとされ、多くの方に支持されています。
2.
高い温泉濃度
温泉の成分濃度は、法律で定められた基準の約26倍であり、このことが特に魅力的です。
3.
古代の海水からなる泉質
湧き出す源泉は、1億2千万年前の地層です。そのため、化石海水型温泉として貴重な存在となっています。
4.
豊富な湯量
毎時14トンを超える湯量を誇り、自然のままの成分を楽しむことができます。
5.
温冷交互浴
加温したあつ湯とぬる湯を交互に体験できる独自の入浴法があり、様々な健康効果が期待されています。
こうした魅力から、えたじま温泉は“美人の湯”としても知られ、多くの人々に愛され続けています。泉質がもたらす美容効果もあり、来訪者を惹きつけてやみません。
これからの展望
江田島荘の正式加盟に伴い、今後さらに「日本の秘湯 × ラグジュアリー体験」という新たな宿泊プランの導入や、地産商品の開発などを予定しています。また、「World Luxury Hotel Awards 2024」においても高評価を受けたことから、その名声が広がることが期待されています。
江田島荘では、平日利用限定の日帰り入浴回数券の販売も発表しています。この機会に、ぜひ愛する秘湯へと足を運んでみてください。
閉幕
この新たな章が、江田島荘の皆さんにとっても、訪れるゲストにとっても特別な瞬間となることを願ってやみません。江田島荘の独自の魅力と、心温まるおもてなしを体験しにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。