新たな分析法の確立でブラックジンジャーの価値を向上
広島県尾道市に本社を置く丸善製薬株式会社が、新しい分析手法を確立しました。これにより、ブラックジンジャー(Kaempferia parviflora)に含まれる6種類のポリメトキシフラボンを、1種類の標準品だけで正確に定量することが可能になりました。これは、定量NMR法の相対モル感度(RMS)を活用した革新的な方法です。
研究の背景と意義
ブラックジンジャーは、健康食品や化粧品に利用される天然由来の成分として注目を浴びています。特に、その含有成分であるポリメトキシフラボンは、機能性表示食品において非常に重要な役割を果たしています。しかし、これまではそれぞれの成分を個別に測定することが一般的でした。
新たなRMS法の確立により、これまでの問題点が解消されました。複雑な混合物を1種類の標準品で分析できるというこの成果は、機能性食品の信頼性を高め、消費者にとって安心できる製品の提供に寄与するものです。
本手法の検証と信頼性
今回の研究では、国際的なガイドラインに準拠した妥当性検証を行い、新手法の信頼性についても確認されています。この手法により、機能性表示食品における分析体制の強化が期待され、より安定した品質管理が実現できるでしょう。
研究成果の発信
この成果は、国際的に評価の高い学術誌『Food Chemistry: X』に掲載されました。このジャーナルは、食品科学の分野で上位25%に位置付けられ、2025年のインパクトファクターは9.2を予測しています。これにより、丸善製薬の研究は、世界的な科学コミュニティにも認識されることとなりました。
自然の恵みを未来へ
丸善製薬株式会社は、「自然の恵みをつなぎ、人々が美しく健康でいられる社会の実現」に向けて日々努力を重ねています。1949年の設立以来、天然成分を用いた健康食品や化粧品の原料を製造し、消費者に安心と安全を提供してきました。
今後、今回の新しい分析法を活用した研究や新製品の開発を通じて、より多くの方々に健康で美しいライフスタイルを提供できることが期待されます。
丸善製薬に関する情報
- - 代表者: 日暮 泰広
- - 所在地: 広島県尾道市向東町14703-10
- - 設立: 1949年7月13日
- - 事業内容: 医薬品、医薬部外品、化粧品原料、健康食品原料等の研究開発・製造・販売
- - URL: www.maruzenpcy.co.jp