ファミリーマートの新型コーヒーマシンが誕生
株式会社ファミリーマートが、約7年ぶりに新型コーヒーマシンを導入することを発表しました。2025年の大阪・関西万博店舗を皮切りに、全国のファミリーマートに順次設置される予定です。この新型マシンは、同社が推進する「もっと美味しく」をテーマに設計されており、業界初の技術や機能が搭載されています。
新型コーヒーマシンの魅力
1. 挽き方調整グラインダの導入
新型マシンには、従来の1段階から9段階に調整可能なグラインダが搭載されています。この機能により、さまざまな飲み方や好みに応じて、豆の挽き目を細かく調整できるようになりました。顧客はその時に飲みたいコーヒーの味わいを選別する楽しみが生まれます。これも、新型コーヒーマシンの革新的なポイントのひとつです。
2. バリスタのハンドドリップを再現
ファミリーマートは、業界No.1バリスタである粕谷哲氏と共同でこのコーヒーマシンを開発しました。新しい抽出方法では、お湯を均一にかけ、豆から美味しさを引き出すことが可能。これにより、喫茶店で飲むような本格的なコーヒーが家庭でも楽しめます。
3. タッチパネル式メニュー
メニュー選択が従来のボタン式からタッチパネル式に進化しました。これにより提供できるメニュー数が8倍に増加し、顧客の多様なニーズに応えられるようになります。さらに店舗の環境負荷も軽減でき、働く人々にとってもオペレーションがスムーズになるといった利点もあります。
受賞歴を誇るコーヒー
今回の新型コーヒーマシンで抽出される「アイスモカブレンド」は、モンドセレクションで金賞を受賞。これはコンビニカウンターコーヒー史上初の快挙であり、味わいはそのまま新しいマシンでも楽しむことができます。この受賞を受けて、ファミリーマートはさらなる美味しさを追求しています。
粕谷哲氏が語る新型マシンの可能性
粕谷氏は新型コーヒーマシンの機能を称賛し、「これまでバリスタがカフェでやっていたことを再現できる機能がたくさん搭載されている」とコメント。また、これを通じてコーヒーの品質が大きく向上すると確信しています。
お得なサービスも充実
また、ファミリーマートではアプリを通じて回数券が購入可能。これを使うと10杯分の値段で11杯飲むことができ、コストパフォーマンスも優れています。デジタルでのサービス提供は、現代的な利便性を感じさせます。
はじまりの地点
ファミリーマートは、地域に寄り添う存在として「あなたと、コンビに」という理念の下、一人ひとりの顧客と家族のような関係を築いています。これからの新型コーヒーマシンも、そのバリスタの技を家庭にもたらすことで、さらなる親しみやすさと利便性を持つ商品づくりを目指しています。新しいコーヒーマシンの導入は、ファミリーマートにとって新たなスタート地点となるでしょう。全国での導入が進む中、その進化にぜひ目を光らせていきたいところです。