農業×AIで現場を変える
農業の現場で、日々の営みを支える新しいアイデアとして注目されているのがAIの活用です。しかしその一方で、まだまだ農家の中でAIが活用されている状況は限られています。ここで紹介するのは、千葉県船橋市に本社を置く株式会社農情人が提供する「農家AI伴走支援サービス」です。この取り組みは、農家が抱える課題をAIを用いて解決するための1ヶ月間の伴走支援プログラムです。これにより、農家自身がAIを使いこなせる力をつけることを目指しています。
無料モニター募集の背景
農林水産省が2026年6月に発表した調査結果によると、日本の基幹的農業従事者は98万6,600人と100万人を割り込み、平均年齢も67.7歳に達しています。このままでは持続可能な農業の未来が危ぶまれることから、AIの活用がますます重要になっています。
株式会社農情人の調査によれば、農家の中でAIを「栽培管理・現場判断」に利用しているのはわずか13.7%という厳しい数字が出ています。このため、現場で実際に役立つAIの活用を促進するため、このモニタープログラムが始まることになりました。
モニター参加のメリット
このプログラムでは、先着3経営体を無償で支援するという形が取られており、支援の成果は「農業AI通信」で共有されます。モニター農家は自分自身の課題を言葉にし、AIによる解決策を試していくプロセスを体験できます。そしてその経験が、他の農家の参考になる知見として公開されます。モニター参加にはまず、自らの課題を具体的に記載する必要があります。これを通じて、農家は自身のビジネスに対する理解を深め、一層の成長を目指すことができるのです。
伴走支援の内容と流れ
プログラムは初回のヒアリングから始まります。そこで農家が抱える課題を整理し、達成可能な目標を合意します。具体的には、販売・マーケティング、経営データの見える化、新商品開発など多岐にわたります。支援が終了した後も、農家がAIを使い続けられる状況作りを重視しています。
具体的な事例では、AIを活用して自動的にデータを収集するトマト農家や、経営データを整理して業務改善に成功した米農家などがあります。これらの取り組みによって、作業の効率化や売上の向上が実現されました。
応募概要
農家AI伴走支援モニタープログラムへの応募は、2026年7月31日まで受け付けています。販売・経営・商品開発に関する課題を持っている農家や農業法人が対象です。参加条件には、「取り組みの過程を記事化に協力すること」が含まれており、参加者には成功事例だけでなく、試行錯誤した過程も公開していきます。
このプログラムを通じて、農家自身がAIをどのように活用し、実務に役立たせることができるのか、一緒に形にしていきましょう。
詳細な情報や応募については、株式会社農情人の公式ウェブサイト(https://noujoujin.com/)をご訪問ください。農業の未来をともに築くための第一歩を、このプログラムで踏み出しましょう!