展覧会「対岸の眼下に」について
広島のYUGEN Galleryで、2026年8月1日から30日まで開催される展覧会「対岸の眼下に」では、倉本裕梨と中川晶子が写真と音の作品を通じて川の流れと堆積をテーマに探求します。彼女たちの作品は、広島という特定の場所に根ざしながらも、普遍的なメッセージを持っています。
川という存在の再発見
展覧会のタイトル「対岸の眼下に」は、日常生活の中で私たちがあまり意識しない川を新たに捉え直す試みであり、その流れが文明の発展や生死の境界といった象徴的な意味合いを持つことを再確認させてくれます。この作品群を通して、川という存在の捉え方が変わり、日常に宿る大きな物語にすぐにアクセスできるようになります。
参加作家の紹介
本展では、倉本裕梨が「風景へと至る」というタイトルで、また中川晶子が「おやくそく」という作品名でそれぞれ発表します。彼女たちの作品は、身近でありながらも普段は見落とされがちな素材に焦点を当て、大きなストーリーを身近に感じさせる機会を提供します。
倉本裕梨の背景
倉本裕梨は1997年に広島で生まれ、2022年に多摩美術大学を修了。ノルウェーへの留学を経て、写真作家として活動しています。彼女の作品は、風景や碑との関係性を探ることをテーマにしています。彼女の作品を通じて、自然や環境との新たな関わりを見いだすことができるでしょう。
中川晶子の背景
中川晶子は1989年に広島で生まれ、広島市立大学でデザインを専攻しました。彼女は音声や光などの非物質的な要素を素材として、生活や環境を通じて受け継がれるローカルな感覚を再解釈することを目指しています。彼女の表現は、広島の日常に埋もれた物語を掘り起こす力を持っています。
キュレーションとイベント
この展覧会は、広島を拠点とするタメンタイの山本功によるキュレーションです。また、同時期にアーティストトークやキュレータートークも予定されており、参加者は作家たちから作品の背景や視座を直接聞く貴重な機会を得られます。
トークセッションの詳細
- 8月1日(土)14:00〜15:00「足下の暮らしの見つめかた」
- 8月2日(日)14:00〜15:00「風景や情景をまなざす視点」
- 8月15日(土)14:00〜
- 8月16日(日)14:00〜
これらのトークは予約不要で、無料で参加できます。
終わりに
広島に訪れる際は、ぜひYUGEN Galleryに立ち寄り、倉本裕梨と中川晶子の魅力的な作品を体験してみてください。「対岸の眼下に」は、日常に潜む美しさや物語を再発見する素晴らしい機会となるでしょう。作品の詳細やさらなる情報は、ギャラリーの公式サイトをご覧ください。
公式サイト:
YUGEN Gallery