因島の希少野菜「しまなみリーフ」、冬の限定トッピングが登場！

因島の希少野菜「しまなみリーフ」がキング軒で冬の限定メニューに

広島県の因島から、希少な葉物野菜「しまなみリーフ」が冬季限定トッピングとして、汁なし担担麺専門店「キング軒」に登場します！この魅力的なニュースは、広島県広島市に本社を構える株式会社キングファクトリーグループの発表によるものです。

しまなみリーフの魅力とは

「しまなみリーフ」は、広島県の尾道市因島でわずか一軒の農家でしか栽培されていない珍しい野菜で、そのため「幻の葉物」とも称されています。肉厚でありながらシャキッとした食感を持ち、生で食べるとわずかにピリ辛な風味が口の中に広がります。この独特な味わいは、ピリ辛の汁なし担担麺との絶妙な相性が魅力となっています。混ぜるほどにその旨味が引き立つ「しまなみリーフ」は、まさに冬の味覚の新たな楽しみ方と言えるでしょう。

しまなみリーフの復活秘話

この「しまなみリーフ」を復活させたのは、因島で60年以上にわたって船体ブロックを製造している地元の企業である株式会社岡本製作所、通称しまなみファームです。2018年、地域の住民から「この野菜が途絶えるのは非常にもったいない」という声を受けて、岡本社長が“すぐに”栽培することを決意しました。

最初は農業経験が皆無だったため、さまざまな困難が待ち受けていました。しかし、地元の農家の方々がノウハウを丁寧に教え、彼らの助けを借りることで、なんとか1年後に初収穫を迎えることに成功しました。このような地域の助け合いの中で、「しまなみリーフ」は再び因島に息を吹き返し、誇り高い存在感を取り戻しました。

キング軒の思い

キング軒は、この貴重な広島の食文化を残し、さらには広げるための一環として「しまなみリーフ」を冬季限定トッピングとして採用することに決めました。広島の味を“混ぜて広げる”というブランドコンセプトのもと、地域で作られた新鮮な素材を取り入れ、多くの方々にその美味しさを味わっていただきたいという思いが込められています。