呉市の名店・鉄板焼犇亭がクラウドファンディングで再生を目指す!
広島県呉市にある鉄板焼犇亭(ホンテイ)は、1983年の創業以来、上質な和牛ステーキやガーリックライスで地元の人々に親しまれてきた名店です。これまでミシュランガイドにも掲載されており、評判の良い料理を提供してきましたが、近年のコロナ禍や高齢化の影響により、2025年3月末での閉店が決定しました。しかし、その名店を存続させようと、伺った方法がクラウドファンディングです。
クラウドファンディングの目的
有限会社赤ビル3C&Spaがこの名店の再開を目指し、クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」にて支援金の募集を開始しました。具体的には、継承するためのレシピ指導や設備の更新などに必要な資金を集めるためです。目標金額は合計25百万円で、レシピの継承や内装改装、ラウンジの設置費用などが含まれています。
受け継がれる味と新たな魅力
新たな料理長に就任した高津仁志シェフは、旧オーナーからの伝統の味を引き継ぎつつ、新たなる魅力をプラスすることを十分に考慮しています。彼の祖父は旧横須賀海軍の補給船で料理長として活躍しており、その背景から呉に特別な思いを持っています。これまでの味を愛する人々とともに、地域の人々に愛される店にしたいと意気込みを語りました。
会社の歴史と成り立ち
有限会社赤ビル3C&Spaは1951年に設立され、公衆浴場や宿泊施設、飲食業を展開しています。特に温泉「赤ビルの湯」は地域の人々に愛され、断水時には入浴難民を受け入れるなどの重要な役割を果たしました。また、潜水艦をテーマにしたゲストハウス「RED SUBMARINE」を運営し、地域での魅力ある体験を提供しています。
代表取締役の小島真帆氏は、東京でのビジネス経験を経て故郷に戻り、地域のリノベーションや新たなサービスの展開を積極的に行っています。彼女は「犇亭も地元の魅力として町を盛り上げたい」と宣言し、継承への決意を表明しました。
クラウドファンディングの詳細
このクラウドファンディングプロジェクトは、2025年6月27日から8月22日まで行われます。支援者にはさまざまなリターンが用意されており、犇亭の名物料理を体験できる機会もあります。プロジェクトページは
こちらからアクセス可能で、誰でも支援をすることができます。
呉市の魅力
呉市は広島県の南西部に位置し、海上自衛隊の重要な拠点として知られています。豊かな自然や歴史ある港町としての魅力が詰まっており、観光スポットも満載です。今後もこの地域が抱える文化や味を引き続き堪能できるよう、私たちも協力していきましょう。鉄板焼犇亭の再生に向けての支援を、どうぞよろしくお願いします。