宮島・宮島口が挑むプラスチック削減の新たな試み
広島県が取り組む「ACTION FOR ZERO Miyajima」が、2025年9月13日(土)から廿日市市の宮島口及び宮島町で始まります。この取り組みは、使い捨てプラスチックの使用を減らし、持続可能な観光を推進するための地域全体の試みです。
地元の力を結集してプラスチック削減へ
このキャンペーンは、宮島島内および宮島口の飲食店や小売店、旅館、ホテルなどが中心となって行われます。これまで使用されてきたプラスチック製のテイクアウト容器やホテルのアメニティを、環境に優しい非プラスチック製品や生分解性素材へと置き換えることが目指されています。合計22の事業者が参加し、27の店舗で自然に還る素材を用いたドリンクカップやアルミボトル缶などの提供が順次始まる予定です。
環境に優しいマルシェで楽しむ学び
キャンペーンの開始を祝うイベントとして、同日の午前中に宮島口「しゃもじ広場」で「ACTION FOR ZERO Miyajima 環境にやさしいマルシェ」が開催されます。このマルシェでは、環境や健康に配慮した食材や雑貨を扱うブースが並び、さらにプラスチックごみについて楽しく学べるワークショップも行われます。
トークイベントの詳細
トークイベントも盛りだくさんです。2025年9月13日(土)の11:20から11:50まで、同じくしゃもじ広場で開催され、出席者には伊都岐株式会社の代表取締役である佐々木恵亮氏や、宮島コーラルホテルの支配人、広島県知事の湯﨑英彦氏などが揃います。彼らによるトークセッションやフォトセッションが行われ、来場者は新しい取り組みについて直接意見を聞く機会があります。
地域との連携を深めるイベント
さらに、イベントの一環として地域の子どもたちによるステージ演奏も予定されています。子どもたちが地域の文化に触れ、表現する場としても重要な役割を果たすことでしょう。また、フードやワークショップのブースは10時30分から16時30分まで開かれていますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
未来のために今、行動を
「ACTION FOR ZERO Miyajima」は、地域の力を結集し、持続可能な観光と環境保護を両立させるための新しい移動を生み出します。皆さんもこの機会に、私たちの海や自然を守るための行動に参加してみませんか。このプロジェクトを通じて、我々一人一人が環境に優しい未来を築く手助けをしていくことができます。