メンタルヘルス支援の実態
2026-08-17 14:31:15

企業のメンタルヘルス休職者支援の現状と課題、Rodina調査結果に見る実態

企業のメンタルヘルス休職者支援の実態



株式会社Rodinaが実施した調査によって、近年深刻化しているメンタルヘルスによる休職に対する企業の支援状況が明らかになりました。特に、企業によるリワーク制度の整備が追いついていない現実が浮き彫りになっています。これからその詳細を見ていきましょう。

調査の背景


近年、メンタルヘルスに関する問題が増加しており、多くの企業がこの状況に直面しています。日本では2024年4月から改正された障害者総合支援法により、休職者の復職サポートが法的に整備されることができるようになりました。それにもかかわらず、実際の制度整備は進んでいないのが現状です。

Rodinaは、提携リワーク機関サービスを用いて、144の企業を対象に人事担当者に対する「メンタルヘルス休職の実態調査2026」を実施しました。調査結果からは企業の支援体制に関する多くの重要なデータが得られました。

調査結果の概要


調査の結果、リワーク費用を企業が負担する制度がない企業は63.4%にものぼった一方、制度がある企業はわずか15.9%に過ぎません。さらに、制度を検討中の企業も18.3%存在し、全体として34.1%が何らかの形で制度の整備を始めていることがわかりました。

メンタルヘルス休職者の実態


調査では、回答企業の80.5%が過去一年間にメンタルヘルス不調による休職者が発生しており、合計で390名の休職者が存在していることが明らかになりました。これは多くの業種や企業規模にわたり、特定の業種に限られる問題ではないことを示しています。従業員の健康を守るためには、企業側が積極的にリワーク制度の導入を検討することが求められています。

復職支援における情報不足


復職判断に必要な情報についても調査が行われました。「十分にある・ある程度ある」と感じている企業は35.4%にとどまり、約4割は「わからない」と答えています。明確な情報が不足している中で、企業は復職支援を適切に行うことができずにいる現実があります。

経済的損失と制度の意義


企業がリワーク費用を支えることで得られる利益は大きいと言われています。ある試算によると、従業員が6ヶ月間休職した場合、企業は約422万円もの損失を被る可能性があります。復職をスムーズに進めるためにはリワーク費用を企業が負担することが福利厚生だけでなく、経営の投資として認識される必要があります。

まとめ


メンタルヘルス不調に伴う休職者の支援は、企業にとってますます重要な課題となっています。Rodinaの調査結果は、企業が抱える課題とその改善に向けた努力が欠かせないことを示しています。今後は、企業がリワーク制度や復職支援に向けた課題を乗り越え、持続可能な職場環境を整えることが求められます。この問題に関する詳細なデータを知りたい方は、Rodinaのレポートを是非ご覧ください。


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