瀬戸内海の新たな移動手段『AIVINT』が誕生
広島県広島市を拠点とする株式会社GKデザイン総研広島が手がけた新造高速船『AIVINT(アイヴィント)』が、5月24日に広島-呉-松山航路に就航しました。この新しい船は、次世代の高速船としての地位を確立しつつ、環境性能にも配慮された設計が特徴です。
高性能を誇る次世代高速船
『AIVINT』は、ドイツのフォイト社製の「フォイト・リニアジェット」を搭載しており、優れた推進性を誇ります。これにより、高速航行が可能でありながら、低燃費を実現。また、気候変動が叫ばれる現代において、環境負荷を軽減する新たな交通手段として期待されています。
デザインコンセプトと船体
GKデザイン総研広島は、「新しい風」というテーマの下、外装から内装までトータルデザインを手がけました。外観は、以前デザインしたクルーズフェリー『SEAPASEO(シーパセオ)』のエッセンスを引き継ぎつつ、水平なラインと斜めの造形を組み合わせることで、風を感じさせる躍動感を表現。船体全体が滑らかに流れるような印象を与えています。
インテリアデザインの工夫
内装においても、訪れる人々がリラックスできる空間が演出されています。船内は、腰の高さで星白と青がリズムよく切り替わる大胆な配色が施されており、まるで海に包まれるような心地よい雰囲気を醸し出しています。この配色は、瀬戸内の穏やかで優雅な旅をたいへんよく表現しています。
船名『AIVINT』の由来
船名『AIVINT』は、一般から公募を行い、広島の「A(安芸)」と四国の「I(伊予)」、そしてドイツ語で「風」を意味する「VINT」を組み合わせたものです。このネーミングセンスは、船への愛着を持ってもらいたいという思いが込められています。
ロゴデザインの特色
ロゴデザインには、船の造形テーマである「新しい風」と、水平と斜めのラインが取り入れられています。このロゴは、船体の中に巧みに展開され、視覚的にも印象に残るデザインとなっています。
結びに
『AIVINT』の就航により、瀬戸内海の移動手段がさらに便利になりました。広島、呉、松山の各地を結ぶこの新しい高速船は、美しい景色を楽しみながら快適な旅を提供します。これからの夏の旅行シーズンに向けて、ぜひとも『AIVINT』での移動を検討してみてはいかがでしょうか。新しい風が、皆さんの旅をより素晴らしいものにしてくれることでしょう。
公式情報
GKデザイン総研の役割
GKデザイン総研広島は「事業・運動・研究」を理念に、プロダクト、コミュニケーション、都市環境・建築の領域を横断するデザインオフィスです。製品や空間、サービスなどにわたり、高品質な提案を行うことで、企業や公共機関の活動の質を高めています。