広島の名店「鉄板焼犇亭」が新たに魅力を放つリニューアルオープン

愛され続ける名店「鉄板焼犇亭」リニューアルオープン

広島県呉市の老舗、鉄板焼「犇亭」が、2025年3月末に閉店した後、再び新しい形で2023年9月27日（土）にリニューアルオープンします。このリニューアルオープンを実現するためには、多くのファンの支援があったことが大きな要因です。特にクラウドファンディングサイト「READYFOR」では、128万円もの支援を受け、後継者として高津仁志シェフが迎え入れられ、新たなスタートを切ることとなりました。

鉄板焼犇亭の外観

上質な国産牛ステーキの名店

犇亭は、長年にわたり目の前で調理される国産牛ステーキと香ばしいニンニクライスで広く知られており、ミシュランガイドにも掲載された実績があります。この場所は「ハレの日に少し背伸びして訪れる街の名店」として多くの人に親しまれています。リニューアル後もその伝統を大切にしつつ、広い世代のお客様に楽しんでいただけるよう工夫されています。

新設の「HONTEI CAFÉ」への期待

今回のリニューアルに際して、鉄板焼店の隣に新たに「HONTEI CAFÉ」がオープンします。カフェでは、鉄板焼で生じる上質な部位を使用したハンバーグやシチューなど、一味違ったメニューが楽しめきます。また、店内は大正ロマンを感じさせるデザインと現代のエッセンスを融合した空間で、デザートやお酒とともにゆったり過ごせる特別な時間を提供します。特に堺川沿いのバルコニー席は、ペット同伴も可能で、散策の合間に休憩できるスポットとして、注目されるでしょう。

新設のHONTEI CAFÉ

料理長の思い

店長兼料理長の高津仁志氏は、祖父が海軍時代に料理長を務めた縁で、この港町・呉で新たな挑戦に挑みます。「歴史ある味を受け継ぎながら、新しい工夫で地元の皆さまに愛される店を目指します」との意気込みを語っています。また、代表取締役の小島真帆氏は、「犇亭の伝統を守りつつ、カフェを併設することで新しい魅力を加えました。多くの方に楽しんでいただきたい」と述べています。

メニューの魅力

鉄板焼メニューは、前菜やデザートが含まれたフルコースや、厳選国産牛ステーキ、さらには特製の犇亭バーガーやハンバーグという料理が揃っています。国産牛100％を使用した料理は、素材の味を最大限に引き出すために、料理長の厳しい目利きが光ります。また、カフェでは季節を感じるデザートプレートやモーニングメニューも提供される予定です。