広島発のリサイクル革命、東大発EVERSTEELとの共同研究開始
リサイクル業界は、今、急速な変革の時代を迎えています。その一環として、株式会社こっこー(広島県呉市)と東京大学発のAIベンチャー、株式会社EVERSTEELが共同研究契約を締結しました。両社は、廃棄物やスクラップのリサイクル現場におけるデジタル化推進とAIを活用した業務の効率化を目指しています。
共同研究の背景
昨今、廃棄物・スクラップ業界では以下の課題が深刻になっています。人手不足のために熟練した社員が減少し、若手人材の育成も難しいという状況です。このため、業務の効率化が求められ、多くの企業がAI技術の導入に取り組んでいます。
株式会社こっこーはこれまでAI技術を駆使して社内業務の改善や人材育成に取り組んできました。一方、EVERSTEELは業界のリーダーとして、AIによるスクラップの受入検査システムを開発・導入しており、鉄リサイクル分野における高度な画像解析技術を誇っています。こうした背景から、両社のニーズは合致し、この度の共同研究に至ったのです。
今後の展開
共同研究では、こっこーの豊富な実務経験とEVERSTEELのAI技術を融合させて、営業・事務と工場管理・物流の各領域で課題解決を図ります。
営業・事務領域の最適化
現場調査やデータ管理における業務の効率化をAIによって推進し、社員の負担を減らすことを目指しています。
工場・物流管理の効率化
受入や出荷業務、物流に関連するプロセスのシステム化を検証し、現場の効率化を図ります。
これらの努力によって、持続可能な職場環境の実現と業務の効率化を同時に達成することが期待されています。
経験値の浅い社員への支援
特に、業務経験が少ない社員でも十分なパフォーマンスを発揮できる環境を整備します。これにより、業界全体の人材育成が助けられるでしょう。
営業活動の最大化を実現
営業事務や工場管理の業務負担を減らすことで、時間外労働を少なくし、営業活動に多くの時間を割ける体制を作ります。
データ駆動型のエリア戦略
自社営業エリアの市場状況やポジションをリアルタイムに把握し、データに基づいた戦略的営業を展開します。
業界新時代を見据えた取り組み
こっこーとEVERSTEELの共同研究は、いわゆる技術的な解決策を生むだけでなく、リサイクル業界全体のDXを加速させる道しるべとなるでしょう。AI技術の導入を進めることで、脱炭素社会や持続可能なサーキュラーエコノミーの実現にも寄与していく所存です。
会社情報
株式会社こっこー
株式会社EVERSTEEL
この取り組みが、地域社会における資源循環やリサイクルの新たなモデルとなることを願っています。