エフピコと土佐市の小学生がコラボ！オリジナルトレーで海洋環境を守ろう

エフピコと土佐市小学生の新たな試み

高知県の土佐市と株式会社エフピコが力を合わせて、地域の小学生たちが考えた4コマ漫画をデザインに取り入れたオリジナルトレーを、2025年12月6日からサンシャインチェーンで提供することが発表されました。この取り組みは、環境省が認定した「ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業」の一環として、海洋ごみの問題に対処するためのものです。

地域密着の取り組み

本プロジェクトでは、地域の特色を生かし、土佐市の小学生たちによるアイデアがトレーのデザインに反映されます。日常的な買い物を通じて、このトレーを手に取ることで、消費者はより身近に海洋ごみ問題やリサイクルの大切さを実感できることを目指しています。教育の場を通じて、リサイクルの重要性や環境保護の意識を育むことが、地域全体のリサイクル活動の促進につながると期待されています。

小学生たちの挑戦

今年9月には土佐市内の4校で出前授業が行われました。そこで小学生たちは、リサイクルの仕組みについて学び、自ら環境に関する4コマ漫画を制作しました。総勢72作品の中から、エフピコ、土佐市、サンシャインの3者による厳正な審査が行われ、最優秀作品や各賞の受賞者が決定。特に選ばれた大賞作品は、全国のサンシャインチェーン全店で使用されることになります。賞の発表と表彰式は11月29日に行われ、受賞者たちの笑顔が印象的でした。

環境への配慮

新たに導入されるこのオリジナルトレーは、使用済みの食品トレーを再利用して作られた「エコトレー」です。エフピコは「トレーtoトレー」というリサイクルシステムを採用しており、使用済みトレーを新たなトレーに再製造することで、CO2の排出量を抑え環境負荷を軽減しています。このように、環境への配慮をしっかりと行いつつ、地域の子どもたちの参加も促しています。

持続可能な未来へ

これを機に、エフピコは今後も環境教育活動を推進し、リサイクル活動の重要性を普及させる役割を果たしていくことでしょう。持続可能な循環型社会の実現を目指した新しい試みが、高知県内での環境保護にどのように貢献するのか、期待が高まります。

地域に根ざした企業の取り組みが、環境問題への意識を高めるきっかけとなることを願っています。これからの展開に注目です！