訪問は、会員生協が主催する「ピースアクション in ヒロシマ・ナガサキ」のプログラムの一部として行われ、今年の初春から夏にかけての期間に実施されました。小学生から大人まで、参加者はそれぞれの視点から被爆の実態に触れました。たとえば、パルシステム群馬からの参加者は、広島平和記念資料館を訪問し、「原爆で亡くなった方々や、残された被爆者がどれほど苦しんできたかを感じた」と語ります。子どもたちは、「平和を伝えていくことに努めたい」と決意を表明しました。
「ピースアクション in ヒロシマ」では、8000人を超える原爆犠牲者の命が奪われた場所である平和記念公園を訪れ、参加者は高校生ガイドから説明を受けました。原爆孤児である山田寿美子さんの証言を聞いた小学生は、「被爆者はいつまでも苦しんでいる」と大きな衝撃を受けていました。このように、参加者たちは、ただの記録ではなく、自らの体験や心の中に生きている生の声として受け止めていきました。