未来を切り開く授業
2026-05-28 13:41:41

歯科衛生士の未来を切り開く特別体験授業が金沢で実施

特別体験授業が金沢で実施


2025年11月17日、金沢医療技術専門学校では、矯正歯科を学ぶ特別体験授業が行われました。これは、マウスピース矯正ブランド「Oh my teeth」を運営する企業と、一般社団法人OralXが協力した取り組みです。この授業では、歯科衛生士を目指す学生たちが、現場で使われているデジタル機器を操作したり、現役の歯科衛生士と直接対話する機会が提供されました。

歯科衛生士の早期離職問題


この授業が行われた背景には、歯科衛生士の約8割が転職を経験しているという深刻な現実が存在します。多くの学生は、歯科衛生士という職業が一般歯科のアシスタント業務に限られるという先入観を持ちながら就職活動を行っているのが実情です。彼らが真に自分に合ったキャリアを見つけるためには、さまざまな選択肢を経験することが重要です。

教室がデジタル矯正の現場に


授業の日、特別に教室に持ち込まれた3D口腔内スキャナー「iTero」を使用することで、学生たちはリアルタイムで自己の歯列データを確認。
彼らはその革新性に驚き、友人同士で情報を共有しながら積極的に学びの場を楽しんでいました。このような実践的な体験が学生たちの心を掴みました。

現役の歯科衛生士との対話


授業の後半では、YUKAKO先生という現役の歯科衛生士が学生たちと対話をしました。彼女は、患者と接する際のやりがいや大切なポイントについて語り、学生たちの進路選択に対する理解を深めました。学生たちはYUKAKO先生からの話を真剣に聞き、彼ら自身のキャリアについて考える良い機会となったようです。

未来への期待感


授業に参加した学生たちからは、「矯正歯科に対するキャリア選択肢が増えた」、「未来が楽しみになった」との声が挙がりました。学生たちの目には、真剣な姿勢が感じられ、彼らが地域医療を支えるプロとして成長していく自覚が育まれていることを実感できました。実際に、授業後には約40%の学生が現場見学を希望し、より具体的な将来像を描くことができた様子です。

金沢医療技術専門学校の取り組み


金沢医療技術専門学校は、実践的な人材を育成し、地域医療に貢献することを掲げています。近年、歯科衛生士と歯科技工士のダブルライセンス取得を推進しており、多くの学生がこれに挑戦しています。2026年以降は、「歯科衛生技工科」と名称を変え、デジタル化が進む歯科界に即した教育体制を整えていきます。

教育機関と企業の連携


今回のプロジェクトを通じて、Oh my teethとOralXは教育機関との連携を強化する考えです。将来的に、全国の歯科衛生士学校と手を組み、学生が「知らなかった」と思うことがないよう、新たな学習機会を提供していく意向です。このような先進的な取り組みは、業界全体の未来にもつながるでしょう。

結論


この特別体験授業は、金沢医療技術専門学校にとっての新たな挑戦であり、学生たちにとって未来のキャリアを考える貴重な機会となりました。これからの歯科衛生士は、単なる診療の補助者ではなく、技術を駆使し、患者の人生に影響を与える存在となることが期待されています。学校と企業が協力することで、より良い歯科医療の未来を切り開いていくことができるのです。


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