叡啓大学4年生 西本愛希さんがバックパック旅の魅力を語る
2026年6月8日、広島市に位置する叡啓大学で行われた「バックパック体験談会」が多くの学生たちの関心を引きました。このイベントでは、4年生の西本愛希さんが、彼女の卒業プロジェクトである一人旅の経験をもとに、ヨーロッパ18か国を訪れた際の教訓や興味深いエピソードをシェアしました。
西本さんは、2025年6月から約3か月間にわたり、ヨーロッパの様々な国をバックパックで巡りました。この卒業プロジェクトのテーマは「海外への憧れを現実に変える」というもので、特に海外旅行に不安を感じる学生たちに向けて、実体験をもとにしたガイド作成を目指しています。
旅のスタート地点
西本さんが海外旅を始めたのは、2023年に兄と訪れたニュージーランドがきっかけでした。その後、ベトナムやシンガポール、アメリカに滞在し、様々な文化に触れてきました。特にアメリカでは、体験・実践プログラムに参加後、バックパックでの旅を行ったことで、新たな冒険心が芽生えたと言います。
発表の内容
体験談会では、西本さんがどのようにしてバックパッカーとして旅を計画したのか、ホステルでの生活、安全に旅をするための工夫、必要な英語力や旅行にかかる費用の具体的な話をしました。特にホステルや長距離バスを利用しての移動法、ドイツでのホームステイ経験は、彼女の旅を豊かにした要素として紹介されました。また、実際の旅にかかる費用に関する詳細は、聞く人々にとって非常に参考にされました。
ただ、旅の楽しさだけではなく、様々な困難にも直面しました。トルコでの現金盗難やスイスでのフライトキャンセル、ホームレスとトラブルに巻き込まれたエピソードは、思わぬアクシデントが旅の一部であることを教えてくれました。
人とのつながりの大切さ
西本さんが特に心に残った教訓は「人に頼ることの重要性」でした。言語が完璧でなくても、周囲の人たちに助けを求めることで新たな道が開けることを実感したそうです。「英語力よりも、まずコミュニケーションを取ろうとする姿勢が大切」と語る彼女の言葉は、多くの学生に勇気を与えました。
加えて、ホステルやバスでの出会いが旅の醍醐味であるとした彼女の発表は、訪れる国々の文化や人々とのつながりが、ただの観光とは異なる旅の意味を持つことを伝えていました。
学生たちへのメッセージ
体験談会の参加者からは、旅を始めるきっかけや不安への対処法についての質問が寄せられました。西本さんは、失敗体験を率直にシェアし、誰にでもできる一歩を踏み出す重要性を強調しました。「まずは、自分に合った形で旅をしてみて欲しい」と彼女は語り、参加者に勇気を与えました。
今後の展望
叡啓大学では、それぞれの学生が設定したテーマに基づいて問題解決策を提案する「卒業プロジェクト」を実施しています。西本さんも、今後後輩とアジアを巡る計画を予定しており、迷いや不安を抱える学生の助けになれるガイド作成を目指しています。学生たちの挑戦が、次世代の冒険者へと繋がることでしょう。
この体験談会は、西本さんが自身の経験を越え、次の学生たちを支援するための重要なステップであり、叡啓大学のコミュニティに新たな息吹をもたらす発表となりました。