共同建築事業
2025-01-08 13:59:26

広島・山口エリアで始まる新たな共同建築事業とは

広島・山口エリアで始まる新たな共同建築事業



株式会社トータテハウジングが、積水ハウス株式会社との提携を発表し、2025年1月より広島・山口エリアにおいて新しい共同建築事業「SI(エス・アイ)事業」を開始することになりました。この取り組みは、現代の住宅が抱える耐震性や断熱性能の課題に対し、両社の強みを活かして解決するために行われます。

1. 行政から求められる耐震性の強化



広島県から山口県にかけて存在する「安芸灘断層帯」は、国の切迫度ランクで最も高い「Sランク」とされ、地域住民にとっては地震対策が不可欠です。さらに、全国的に約29%の戸建て住宅が1981年の新耐震基準以前に建設され、17%は耐震性が不十分な状態にあると言われています。このような背景の中、トータテハウジングと積水ハウスの提携が実現しました。

2. 高い技術の融合



このSI事業では、積水ハウスの持つ耐震技術「ダイレクトジョイント構法(DJ構法)」とトータテハウジングの高断熱性能により、安心、安全、快適な住まいを提供します。具体的には、SI事業では、積水ハウスが基礎や躯体、接合部の構造部分を担当し、精密な施工を行います。一方でトータテハウジングは外装や内装を担当し、地域特性に応じた提案を行うことで、地域密着型のサービスを実現します。

3. 未来の住宅業界を見据えた取り組み



2025年から施行される建築基準法の改正により、住宅の省エネ化が一層進む中、構造の安全性確保が求められています。トータテハウジングは、積水ハウスと共に、全棟の許容応力度設計による構造計算を実施し、安定した住宅供給を目指します。

4. 代表のコメント



トータテハウジングの代表取締役である川西亮平氏は、「私たちの会社は50年以上、広島・岡山・山口エリアで12,000棟以上の住宅を手がけてきました。これまで培ったデザイン性や性能、品質に、積水ハウスの高い耐震性を加えることで、より長寿命の住宅を実現できると確信しています」と述べています。この新たな共同事業により、地域の人々に求められる安全で静かな住まいの提供が可能になるでしょう。

5. これからの展望



両社の強みを最大限に活かしたSI事業は、広島・山口エリアに新たなる住宅供給の流れを生み出すと期待されています。これからの住宅業界において、地域密着型のサービスと高い技術力の結集が、より良い住環境の実現に寄与することでしょう。今後の展開に、ぜひご注目ください。さらに詳しい情報は、トータテハウジングの公式サイトをチェックしてみてください。 トータテハウジング公式サイト


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: トータテハウジング 積水ハウス SI事業

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。