無塗装で高級感を実現する新素材「NEW VIVILLOY®」の可能性
テクノUMG株式会社が新たに開発した無塗装樹脂材料「NEW VIVILLOY®」は、自動車外装部材の新たな道を切り開く可能性を秘めています。この新素材は、塗装工程を省略しながら高い黒色度と漆黒感を持ち、実際の視覚での色変化を大幅に低減しています。これは、環境への配慮とコスト削減が急務となっている現在の自動車業界において、画期的な成果です。
見えてくる新たなデザインの可能性
自動車のデザインにおいて、ピアノブラック調の外観が求められる一方で、既存の無塗装樹脂には「見る角度によって白っぽく見える」という課題が存在しました。しかし、「NEW VIVILLOY®」は、これらの問題を解決することで、従来の樹脂材料では満足できなかった見た目のクオリティを実現しています。この素材は、見る角度による色変化や見え方の変化を格段に低減し、どの視点から見ても一貫した美しさを提供します。
新素材の特長と測定結果
この「NEW VIVILLOY®」は以下のような特長を持っています:
- - 高い黒色度と漆黒感を無塗装で実現。
- - 見る角度による色変化を大幅に低減。
- - 塗装プロセスを省略できることで、製造コストとCO₂排出を削減。
- - 発色性、耐候性、成形性、耐傷性において、高水準でのバランスを保持。
先日、これらの特性を確認するために、コニカミノルタジャパン株式会社の協力を得て分光測色計を用いた測定を実施しました。比較対象として既存の無塗装材料やASA+クリア塗装を選び、多角的に評価しました。
測定結果では、NEW VIVILLOY®が最も高い黒色度を示し、視覚的にも最も黒く見えることが確認されました。また、従来の無塗装材に比べると角度依存性も大幅に改善され、色変化の少ない安定した外観を持つことが分かりました。
環境対応とデザイン性を両立した未来への道
今後、テクノUMGは「NEW VIVILLOY®」を生かした塗装レス部品の導入を提案し、意匠性と環境の両立を目指し続けます。この新素材は、ただの無塗装樹脂にとどまらず、新たなデザインの可能性を切り拓く材料として、注目されています。自動車業界のエコロジーと経済性に貢献する姿勢は、多くの企業にとっても大いに刺激となるでしょう。
「NEW VIVILLOY®」についての詳細な情報は、WEB展示会や資料ダウンロードページでご覧いただけます。興味のある方はぜひ、こちらをチェックしてみてください。