HATCH八丁堀 完成内覧会と防災体験イベント
広島市の中心、八丁堀にて、西日本初の国土交通省認定モデル事業による築古ビル再生プロジェクトが実を結びます。株式会社増岡組と株式会社メタ不動産の共同事業により、旧藤本ビルが新たな姿で生まれ変わり、その完成を祝う内覧会が2026年2月22日(日)に開催されます。
この内覧会は、具体的には不動産関係者をターゲットにした専門的な視点での見学が行われる一方、一般の方々にも参加可能な防災体験型イベント『ぼうさいダンジョン』が同時に催されることが決まり、地域に開かれた取り組みとしての側面を持つことも特徴です。こちらのイベントは、子どもから大人まで幅広い層に向けた防災教育の場として設計されています。
ビル再生の背景
広島市では、戦後の経済成長期に建設された中規模ビルの多くがその耐震性や省エネ性などが問題視されています。しかし、これらのビルには街の歴史や記憶が息づいておりその資産価値も無視できません。HATCH八丁堀は、これらのビルが持つ歴史的背景を考慮し、解体・新築の選択肢ではなく、改修・再活用の道を選びました。このアプローチは、国土交通省が示す新たなビルの価値観を反映したものであり、持続可能性を重視したモデルとなります。
防災体験型イベント『ぼうさいダンジョン』
午後に開催予定の『ぼうさいダンジョン』では、来場した親子が継続的に楽しみながら防災について学べる内容となっています。参加者は、ビル内を移動しながらスタンプラリー形式で様々な防災アクティビティを体験できます。具体的には、1階での炊き出し体験、2階での防災アクティブトライアル、3階でのドローン体験、最上階では防災をテーマにした塗り絵体験(防災NURIE)が用意されています。
この体験型イベントは、防災を単なる知識として捉えるのではなく、実際に体験し、感じることの重要性を伝えることを目的としています。普段の生活の中で防災への関心を高め、自らの安全を意識するきっかけになることを願っています。
開催詳細
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午前の部: 完成内覧会(完全予約制)
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午後の部: 『ぼうさいダンジョン』
- - 時間: 午前の部は二回開催(9:30〜10:45、10:45〜12:00)、午後の部は13:00〜17:00
- - 会場: HATCH八丁堀(広島市中区八丁堀6-9、旧藤本ビル)
- - 参加費: 無料
今後の展望
HATCH八丁堀プロジェクトは、ただのビル再生に留まらず、地域再生や耐震強化、環境負荷の低減を追求するものです。これを通じ、広島から全国へ向けて築古ビルが持つ新たな価値を発信していくことを目指します。参加者と共にこのモデル事業の意義を再確認し、地域の安全と活性化に貢献する厳粛な取り組みにしていきたいと思います。
この機会に、素晴らしい防災教育の場での体験を通して、地域に貢献する新しい可能性をぜひ感じていただきたいと思います。