脱炭素社会への第一歩
2025-12-17 16:43:27

安芸太田町とNTTが手を組み脱炭素社会へ向けた新展開!

安芸太田町とNTTが手を組み脱炭素社会へ向けた新展開!



安芸太田町筒賀がNTTビジネスソリューションズ株式会社と協力し、地域の森林資源を利用したJ-クレジット創出事業を開始します。この事業は、地域資源の有効活用と脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩です。

1. 背景とは?



安芸太田町の筒賀地域は、長い歴史の中で林業が重要な産業として発展してきました。森林は、水源の保全や防災、生物多様性の保護など、様々な役割を果たしています。しかし、近年の人口減少や林業を支える人材不足が影響し、森林の管理が難しくなっています。

気候変動は大きな課題であり、その対策が求められています。その中で、森林がCO₂を吸収することで得られるカーボンクレジットを評価し、活用する制度「J-クレジット制度」が整い、地域資源を持続的に活用することが急務となりました。本協定は、こうした社会のニーズに応え、持続可能な仕組みを構築するために結ばれました。

2. 取り組みの具体的な内容



本協定の期間は、2025年12月1日から2035年3月31日までの予定で、対象となる森林面積は2,348ヘクタール。また、創出が見込まれるクレジット量は、2026年度から2033年度の8年間で累計8,000トン-CO₂です。

協定に基づき、森林の適切な整備と管理を行い、J-クレジット制度に則った認証と販売を進めていきます。その収益は森林のさらなる整備や地域振興に再投資し、地域経済を循環させるモデルを目指します。

3. 各社の役割



  • - NTTビジネスソリューションズ株式会社
- J-クレジットの販売と管理を担当

  • - 株式会社地域創生Coデザイン研究所
- J-クレジット創出に関する手続きやプロジェクト管理、販売支援を行う

  • - 安芸太田町筒賀財産区
- 森林の提供と管理、必要情報の提供を担当

4. 今後の展望



今後、企業との連携を強めてカーボン・オフセットを推進し、都市部へのクレジット流通を促進します。これにより、都市部からの資金還流や地域の関係人口の増加を図ります。さらに、将来的には森林由来以外のカーボンクレジットの創出や地域企業との協働も進めていく考えです。

地域から脱炭素社会をリードするモデルを全国に広げていく計画もあり、今後の展開が期待されます。

5. お問い合わせ先



  • - NTTビジネスソリューションズ株式会社 広島ビジネス営業部 社会基盤営業担当
Eメール:[email protected]

  • - 株式会社地域創生Coデザイン研究所
Eメール:[email protected]

この取り組みは、NTTグループが提供するGXソリューションブランド「NTT G×Inno」の一環です。旅行などさまざまな地域振興活動を通じて、2050年に向けたカーボンニュートラルの実現に向け、取り組んでいきます。

詳細な情報は、ここをクリックしてください。また、本リリースの内容は発表日時点のもので、変更される場合がありますので、ご了承ください。


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